2024年 4月 19日 (金)

「東京オリ・パラ延期」振り出しに戻されたアスリートたち!代表内定も白紙? 調整やり直し、資金が続かない

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陸上競技、サッカー、バドミントン、バレーボールは選考の見通し立たず

   元オリンピック選手の為末大さんは「選手はマラソンの最後5キロで、もう1回走れと言われた気持ちでしょう。先が見えないゲームと思うしかない」と話す。マラソン、卓球、競泳、ボクシングのように内定を維持する競技もあれば、柔道やテコンドーは内定者はいるが扱いは未定。マラソン・競歩以外の陸上競技やサッカー、バドミントン、バレーボールなどは選考の見通しもまだたたない。

   何よりも、1年先、新型コロナウイルスの感染が収束しているのかどうか。東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は「WHO(世界保健機関)は来年夏までには感染ピークを迎えるのではと推測していますが、感染ゼロは考えられない」と警告する。選手ばかりか、東京都も国も組織委員会も1年延期への対応に大きな不安を抱えている。

   ※NHKクローズアップ現代+(2020年4月2日放送「東京五輪・パラ延期 アスリートたちが訴える本音」)

文   あっちゃん
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