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あんたら医者だろ!慶応病院・研修医 新型ウイルス集団感染!40人で会食の非常識

   慶応大学病院の研修医約40人が会食し、半数近い18人が新型コロナウイルスに感染したことがわかった。病院によると、先月31日(2020年3月)、研修医1人が陽性となり、接触した可能性がある研修医99人をPCR検査したところ確認されたという。

   病院は「当院ではすべての教職員に対して会食を行わないように再三再四、厳しい注意を行ってまいりました。今回の研修医のとった行動は、患者さんを守るべき医療者として許されない行為であり、医師としての自覚が欠如していたと言わざるを得ません」と怒りのコメントを出した。

   懇親会が行われたのは先月26日。小池百合子都知事が会見し、「小人数でも飲食を伴う集まりはできるだけ控えて頂きたい」と呼びかけた翌日だ。しかも、東京では医療現場のスタッフ不足で、医療経験者の復帰を促す対策を検討していた。

岐阜大や横浜市立病院でもナイトクラブ、カラオケで感染

   慶応病院だけではない。岐阜大学医学部附属病院でも先月26日、現役の医師3人がナイトクラブに行き、新型コロナウイルスに感染していた。うち1人は1歳未満の娘も感染した。横浜市立市民病院では研修医2人が陽性になった。先月下旬、仲間でカラオケや会食していたという。

   司会の加藤浩次「これは、どうしたのでしょうか。甘さというか、意識が低いというか」

   日本感染症学会・専門医の佐藤昭裕医師は、「研修医はいろんな科を回るので、そのたびに新しい人間関係を作らねばならないので、いろいろ気苦労があり、同期で飲みたい気持ちはよくわかります。これまで一生懸命働いてきたと思うが、これで台無しになりましたね」

   キャスターの近藤春菜「自分自身、苦しい思いをしたと思いますので、早く治して、患者に向けて頑張ってほしいですね」