2024年 4月 24日 (水)

朝ドラ「エール」に衝撃!「音ちゃんパパ」急死に「光石研ロス」の号泣...「あなたの言葉の数々が心にしみたのに...」

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   NHKの連続テレビ小説「エール」は9日(2020年4月)の放送で、ヒロイン関内音(清水香帆)の父親・関内安隆(光石研)が急死するという予想外の事件が起こった。

   音が学校で学芸会の練習をしているときに警察から急きょ連絡が入った。安隆が子どもを助けようとして、その代わりに電車にはねられて死亡したというのだ。音は「お母さん。お父さんは、なんで私たちを残してよその子を助けたの?その子の方が大切だったの。お父さんに会いたいよ」と涙ぐむ。母の光子(薬師丸ひろ子)は「お父さんはあなた達には見えないけど、ずっとそばにいるのよ」と語りかけるのだった。

   優しくて家族思いの「音ちゃんパパ」の急死にネット上では「光石研」ロスの声が広がっている。

  • 家族思いだった「音ちゃんパパ」(NHK番組ホームページより)
    家族思いだった「音ちゃんパパ」(NHK番組ホームページより)
  • 家族思いだった「音ちゃんパパ」(NHK番組ホームページより)

生徒の前で父の死をつげるシーンに「女子供」人権無視の時代を感じた

   「優しかったお父さんの、突然の死。子供を助けたことで事故に巻き込まれて。残された家族の悲しみは深い。子供たちは一生懸命に悲しみに耐え、お母さんも子供たちを育てていかなくてはと、精一杯気丈にふるまっている。職人さんたちも離れていった。でも、きっと助けてもらった子供とその家族も、今、深く感謝しているのと同時に申し訳なくて辛くて身の置き場のない思いをしていると思う。音ちゃんたち家族がこの先どうなっていくのか、もちろん大人になった祐一君と音ちゃんの将来も含めて見守っていきたいです」

   「生徒皆の前で父親の死をつげたシーン、一瞬あれ?って思いましたが、それは現代の感覚なのだと思い直しました。『女子供』の人権が大切にされていなかったこの時代、別室に連れて行って伝えるなんて配慮がなされなくてもさもありなんと納得です。今朝は薬師丸ひろ子の演技力に心を奪われました。子供たちの前での優しい表情、取引先との対面で覚悟の表情、悲しみをこらえて夫との思い出を語る表情、どれも素晴らしくて。BSと地上波と繰り返し観ましたが2回とも泣かされてしまいました」

   「お父さん好きでした。亡くなり方も、お父さんらしい気がする。ドラマだと分かっていても残念」

「主役を支える人がいて芝居ができる」名脇役ならではの言葉だ

   「お父さんが亡くなった。ショックで寂しくて銭湯の前の団子屋さんの椅子を見た。子供たちと同じ気持ちで。光石研さん。いつも印象的な役を演じていて好きな俳優さんだったけれど、昨日のお父さんは特に素晴らしかった。暖かくてしなやかな強さで家族の光になっていて。今日こんなに悲しい気持ちになったのはまさしく光石研さんのお父さんだったから。役者さんが物語を作っていると強く実感しました」

   「あの優しかったお父さんが急死。楽しそうな一家でのダンスは昨日の事だったのに...。よけいに寂しさが募る。海に散骨するシーン、銭湯でお団子を食べるシーン。もうお父さんはいないんだね、でも...『お父さんは、ずっと、あなたたちのそばにいる』。お母さん(薬師丸ひろ子さん)の優しい語り口が染みる。亡くなった「大切な人」を、しみじみと思ってあげる。そこで、しっかりと「折り合い」をつけて生きていく。それこそが、朝ドラから「元気」をもらう源と思うのです」

   最後にこんな声を紹介したい。

   「『人にはみんな役割がある。誰もが主役をやれる訳じゃない。だけど主役だけでも芝居は出来ない。必ずそれを支える人がいるんだ。音が主役で脇役の人に元気がなかったら、どうする?』。子供が心から納得し、微塵の曇りもなく前を向ける、音ちゃんパパのこの言葉。穏やかに理路整然と諭す彼の姿が、本当に素敵だなと思いました。光石研さん御自身、欠かすことの出来ない名バイプレイヤーですものね」(テレビウォッチ編集部)

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