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新型コロナ「報道ステーション」が番組で謝罪、すでにテレ朝社内に感染拡大か?ちゃんと説明するべきだ

   テレビ朝日の富川悠太アナウンサーが新型コロナウイルスに感染した問題で、富川アナがメインキャスターを務める「報道ステーション」は13日夜(2020年4月)の番組放送の冒頭で謝罪した。

   入院中の富川アナと自宅待機中のメインキャスター、徳永有美アナの代役として、小木逸平アナと森葉子アナが出演、「番組で繰り返し感染予防を訴えてきた中で、このような重大な事態になったことを非常に重く受け止めております」と述べたのだった。

   現時点では他の主演者やコメンテーター、番組スタッフらには体調不良は確認されていないが、「念のため出演を控えました」と報告した。当面は小木、森の両アナに加え、板倉朋希アナの3人体制で放送するという。

  • 東京・六本木のテレビ朝日本社
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赤江珠緒アナの夫の「報ステ」チーフディレクターがコロナ検査

   ここまでを聞くと、今のところ症状が出ているのは富川アナだけのようにみえる。ところが、衝撃的なニュースが飛びこんできた。テレビ朝日社内に感染が広がっているらしいのだ。フリーアナウンサーの赤江珠緒アナが13日、レギュラーのTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」を急きょ休んだ。その代わりに電話出演し、夫のテレビ朝日社員に新型コロナウイルス感染の疑いがあることを明かしたのだ。

   赤江アナは「うちの夫の職場で、陽性反応の方が出まして。『大変だね』という話をしていたら、この週末に夫も体調を崩しました。朝に熱が出て、夜になると高熱、38度5分ぐらいになるのが続いた。『味も...』ということを言い始めたんです」と説明した。夫は病院で肺炎と診断され、現在はPCR検査の結果待ちだというが、夫自身は「かかっているだろうな」と言っているという。

   赤江アナは元テレビ朝日社員で、12年前に「報道ステーション」のディレクターと結婚した。夫は現在、報ステのチーフディレクターと言われる。赤江アナの夫が体調を崩した時期が「この週末」というと、富川アナが体調を崩していた時期(10日に入院、11日に陽性反応)とほぼ同じ時期である。

   しかも、その前に「夫の職場で感染者が出て、大変だね」と話していたというだ。ということは、夫と富川アナが症状を現わした頃には、少なくとも「報道ステーション」のスタッフに感染が広がっていた可能性がある。テレビ朝日はしっかり説明するべきではないのか。(テレビウォッチ編集部)