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安倍首相の動画は総スカンだが、マルシアが星野源とコラボした「うちで踊ろう」動画は地球の裏側まで大絶賛!母国ブラジルと日本を結ぶ愛のエール

   安倍晋三首相が星野源の「うちで踊ろう」に勝手にコラボした動画は大ヒンシュクを買っているが、歌手・女優のマルシアが、自身の母国ブラジルの公用語であるポルトガル語で自ら作詞し歌った動画を10日(2020年4月)に公開し、国内外から称賛のコメントが多数寄せられている。

   マルシアは、出演中だったミュージカル「アナスタシア」や、これから出演する予定だったミュージカル「アニー」などの公演が新型コロナの感染拡大のため中止が決定。また、母国ブラジルでも外出禁止令が発令されて、母親が経営するレストランも営業自粛を余儀なくされる状況に。

  • ポルトガル語で歌うマルシア(マルシアの公式ツイッターより)
    ポルトガル語で歌うマルシア(マルシアの公式ツイッターより)
  • ポルトガル語で歌うマルシア(マルシアの公式ツイッターより)

ラテン諸国の約3分の1の人々が話すポルトガル語で作詞した

   そんなことから「ブラジルと日本の2つの国のアイデンティティを持つ自分だからこそ勇気を届けられる何かが出来るはず」という想いで、「うちで踊ろう」のポルトガル語(ブラジルの公用語)の作詞に挑戦した。ポルトガル語でのタイトルは「Dentro da casa」(家の中)だ。マルシアはこう呼びかけている。

   「ブラジルも日本も世界中の人々も、みんなが同じ苦しみの中、一緒に乗り越えましょう。南米はこれから冬に向かいます。世界の色々な国々の人々にも、日本の星野源さんのメッセージを伝えられたらと思って、私は作詞のプロではありませんが、ラテン諸国の約3分の1の人々が話すポルトガル語で歌詞を作らせていただきました!しっかり、強く一緒に乗り越えましょう」

 

   マルシアの呼びかけにはこんなリツイートが各国から寄せられている。

   「はじめまして。サンパウロ在住の者です。マルシアさんのこと以前から存じ上げていましたが、こんなに可愛く、こんなにポルトガル語ができるなんて、お恥ずかしながら知りませんでした。この動画で一気にファンになりました。ご活躍応援しています」

   「うわあ生歌ありがとうございます。素敵な歌声、ポルトガル語もかっこいい!でも私には難しい。英語もできないのに歌えるのに時間かかりそうです。沢山練習しなきや」

   「素敵〜。リオの街は、どんな風なのかしら。また、行きたいです。優しくて、温かな人達でした。懐かしいです。もうオリンピックから4年も経ってしまったんですね〜。コパカバーナビーチの風。道路を行き交う人達。ビーチでの物売りのオジサン達。皆、元気だといいなあ」

   「さすが!マルシアさん!おしゃれで素敵なコラボ、とても癒されましたあ!」(テレビウォッチ編集部)