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保育士感染でも保育園閉鎖認めなかった横浜市あきれた釈明「開けていても感染リスク高まらない」

   保育士が新型コロナウイルスに感染した保育園に、横浜市は休園にするなと指示し、「保護者にも公表するな」と口止めしていたが、そのときのやり取りが明らかになった。保育園前には松田朋子リポーターがいて、「いまは園児の姿はありません」と伝えた。

   保育園長が休園を伝えると、市の担当者は「行政(保健所)が調査して判断してからでないと、休園はできない」といったという。「陽性者が出てもですか」と聞き返したが、通常通り開くことを求められ、「保護者に知らせてはいけない」と念を押した。園長は市の担当者の指示は間違っていると判断して、保護者にメール連絡して休園にした。

市長は謝罪「直ちに閉めるべきだった」

   市は15日(2020年4月)に釈明したが、「(園を開いていても)感染リスクが高まるわけではないので」「判断としては間違っていなかった」と開き直った。林文子市長は「ただちに閉めるべきだった」と謝罪した。