2020年 8月 8日 (土)

総理と都知事の会見について、封建男の診断に一言
<新型コロナウイルスに関する首相会見と都知事会見>(各局)

   テレビカメラは恐ろしい。体面や言葉を飾っても地が出る。安倍晋三総理の会見は彼の頭の中から出ているのではなく、必死で覚えた他者との打ち合わせ内容を、官僚がまとめた通りになぞっている。一方、小池百合子都知事は防ぎきれない危機を何とかしなければと、自分たちで必死に考え、文章に変換しながら喋っているのがわかる。さすがは元キャスター、マスク越しに声もよく通るし論旨明快だ。

   週刊文春に、「ニュースウォッチ9」について亀和田武がコラムを書いていて、小池都知事をこき下ろし、石破茂を持ち上げている。小池の顔が『強張った』と書いているが、巨大マスクをして目しか出ていない彼女の顔が『強張った』などと、どうして言えるのか。亀和田は小池が嫌いなのだろう。筆者も先の選挙で彼女には投票しなかったし、どちらかと言えば桜台のオバサンには評価が辛い方だが、今の小池は頑張っている。体面を気にする男より、ずっと地に足が着いた観察力の細やかさで対応している。亀和田のこき下ろしは、前世紀的「女を下に見る」封建男の発想で、時代遅れの典型だ。

   「テレビ健康診断」というコラム名ならば、新型コロナウイルスにもやられず(笑)、平衡感覚を持って診断してくれ。そうでなくても鬱屈の毎日、庶民は狭い家の中で、連日ジッと我慢の日々を送っているのだ。食材だけでも買いに歩いてスーパーへ行くと、周りの客が全員陽性に見える恐怖は、自家用車族にはわかるめえ。(放送2020年4月)

   (黄蘭)

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