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やっぱり「隠れ感染」が広がっている!警察が「変死」と扱った11人からコロナ発見、路上で倒れていた人も

   警察が死因のわからない変死として扱った遺体のうち「先月(2020年3月)中旬から今月中旬までに11件が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました」と司会の羽鳥慎一が取り上げた。

   けさ21日(2020年4月)の新聞各紙やその電子版が報じ、「スポーツニッポンは『変死がコロナ 死後のPCR検査で判明 隠れ感染死』と見出しをつけました」と斎藤ちはるアナが伝えた。

カウントされないコロナ死亡者が多い?

   11件は東京、埼玉、神奈川、三重、兵庫の5都県で発見された変死体。東京都足立区の60代男性は北千住駅近くの路上に倒れており、搬送後の病院で死亡が確認された。死後にPCR検査で感染が判明した。

   羽鳥「感染拡大の一つの現れなのですかね?」

   白鴎大学の岡田晴恵教授は「市中感染が広がっている。カウントされないコロナ死亡者がいることを肝に銘じなければいけない」と話した。

   青木理(ジャーナリスト)「11人は早期に治療していれば助かった人もいたのではないか。検査体制が不十分なこととつながっている」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「PCR検査を絞ったことで実態が見えにくい。こうした変死や検査をしていない在宅死の問題が出てきた」