2024年 4月 20日 (土)

〈エール〉(第23話4月29日水曜放送)
裕一の「僕のお、お、お嫁にください」という突然のプロポーズに音の母・光子は反対する。しかし、二人の接吻を陰から見て......

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   裕一(窪田正孝)が関内音(二階堂ふみ)に会うために、豊橋を訪れているとわかった父・古山三郎(唐沢寿明)が、豊橋の関内家にやってきた。

   裕一を福島に連れ帰って、イギリスへの留学に送り出したい三郎と、裕一の将来を思って娘とは別れさせたい音の母・関内光子(薬師丸ひろ子)の思惑は一致していた。

   それぞれの親子4人で話し合いがおだやかに始まった。すると裕一が言い出した。

光子「汽車は走り出した。もう止まりません」

   裕一「音さんは素晴らしい女性です。僕のお、お、お嫁にください」

   深々と頭を下げる裕一。その後、4人の問答が続くがらちが明かない。音の妹の関内梅(森七菜)や姉の先打ち吟(松井玲奈)も固唾をのんで見守っていた。

   光子「とにかく、外国に行っていつ帰ってくるかわからない男の嫁にはやれません!」

   光子は正直にそう言うと、三郎がお土産にもってきた饅頭を食べ始め、お茶を入れに立ち去った。三郎もトイレに行き音と裕一は二人きりに。

   音「本気なの、プロポーズ?」

   裕一「本気だ。僕には、君しかいない。音さんは嫌なの?」

   音「結婚しても、歌手の道は諦めないけどいい?」

   裕一「もぢろん。一緒にがんばろ。お互いエールを送り合って。もう一度いうよ。結婚してください」

   裕一はうなずく音の肩を抱き寄せキスをした。その様子を光子が影から見てしまった。

   その後、また4人で話し合いが続き、2人の結婚に反対していた光子が裕一に向かっていう。

   光子「二人が接吻しているのを見ちゃったの。汽車はもう走りだした。止まりません。あなたは未来が有望な作曲家かもしれませんけど、まだ1曲しか作っていない、ひよっこよ。でも、あなたに託すの。なんでだと思う?頭はダメって言ってるけど、心はいいって言ってるの。だから私は認める」

   そして二人はお互いに幸せにすることを誓い合った。(NHK総合あさ8時放送)

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