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自分の親睦団体「兄貴会」をSixTONESにやり玉にされた櫻井翔 先輩には甘えられず、後輩には慕われず...この先大丈夫か?

   「櫻井・有吉THE夜会」(2020年4月30日夜10時~・TBS系) 嵐の櫻井翔がお笑い芸人有吉弘行とMCを務めるバラエティー番組。「お家で夜会ジャニーズ祭」と題して、櫻井が所属するジャニーズ事務所の先輩・後輩らが出演した回を総ざらい。大爆笑した名場面や未公開トークが放送された。

   MC歴の長い櫻井だが、先輩相手だと緊張が半端なかった。声が裏返ったり、冷や汗タラタラの醜態をさらしたりしたのは、8年先輩の木村拓哉。櫻井にとって木村は「テレビで見てる人、近寄りがたいというのが正確な表現」だという。放送前の挨拶で木村の楽屋を訪問した際から緊張でガチガチに凝り固まっていたことをバラされた。

嵐メンバーの中で一人だけSixTONESと没交渉だった櫻井

   映画「検察側の罪人」で共演した嵐・二宮和也も櫻井と同じく緊張しまくりだったようだ。二宮とのエピソードに興味津々な櫻井。木村邸訪問時の話を聞きだす。無類のゲーム好きな二宮が木村の前ではゲームを封印、得意な手品さえ披露しなかったという。日頃ゲーム三昧、手品を見せられている櫻井には耳を疑うような出来事。「えっ、あいつの武器という武器が何もなくなった」と絶句した。

   木村邸で二宮は料理を食べ、酒を飲み、木村の愛犬と遊んで過ごし、翌日朝が早い木村に「そろそろニノ、行こっか?」とせかされ、帰宅したという。すべてが初耳といった顔つきに、有吉がすかさず「聞いてないの?二宮くんから」と問いただすと、櫻井は「聞いてない」と苦笑い。「先輩とのエピソードは大体『スッキリ』で見てました」ともっぱらワイドショーで仕入れていたことを明かしたのだった。他の先輩には茶々を入れたりと、まるで遠慮を知らない二宮も、木村には借りてきた猫だった様子。2人ともに別格の先輩といったところか。そりゃ緊張するわけだ。

   後輩にいいところを見せようと挽回を狙った櫻井、そうは問屋がおろさなかった。21年後輩のグループSixTONES(ストーンズ)は忖度とは無縁、とにかく容赦なかった。櫻井はグループと「接点がない」ことを理由に何の交流もないことを打ち明けた。すると嵐メンバーの中で一人だけ没交渉だったことが分かって大慌て。松本潤は舞台を鑑賞してアドバイス、相葉雅紀は気さくに話しかけて激励、二宮は食事をごちそうしたりと、世話を焼いていた。櫻井が「孤高の存在」と呼ぶ人付き合いの悪い大野智でさえ、共演した際にねぎらう優しさを発揮していた。

   がく然とする櫻井にさらに追い打ちをかける。「いつも率いている後輩たちしか寄せない。ガードしてるみたいな。近寄りづらい」と後輩の不満は尽きない。「菊池風磨(Sexy Zone)、上田竜也(KAT- TUN)とばかり付き合っている」と突き上げられてしまう。櫻井主宰の親睦組織「兄貴会」をやり玉にしたのだ。すると櫻井、「あの一大組織は上田の許可がないと入りこめない」と言い訳に終始、笑ってごまかしたのだった。先輩には甘えられず、後輩には慕われない櫻井、この先大丈夫か。

    知央