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新型コロナウイルス 30~40代に脳梗塞も多発!アメリカの大学病院では7倍

   「新型コロナウイルスの感染が影響したのかどうか、30代から40代の若年層で脳梗塞が多発しています」と、司会の羽鳥慎一がアメリカの大学病院の報告を取り上げた。

   マウントサイナイ医科大学病院で2週間で5人が脳梗塞を発症、これは過去1年間平均の7倍だという。医師は「新型コロナウイルスの影響で血栓(血の固まり)が増えたのだろう」と推察する。オランダでも感染者184人の38%に血栓を確認したそうだ。慈恵医大の大木隆生医師は「日本でも警戒が必要で、予防的に抗凝固剤を使うことを検討する」という。

怖いのは肺炎重症化だけじゃない

   呼吸器内科の倉持仁医師は「もとからある合併症の一つですが、新型コロナウイルスがそれをより起こしやすい病原体なのかもしれない」、白鴎大学の岡田晴恵教授は「コロナウイルスは血管内皮を傷つける特性があるといわれ、そこに血栓ができます。若い人にも出ることを忘れてはいけません」と話した。

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「新型コロナウイルスの感染症は、肺炎だけではないことが世界中で言われています。免疫を抑える血栓治療をすると、感染治療には悪影響があります。あちらを立てればこちらが立たずみたいなことかもしれない」