2020年 7月 11日 (土)

コロナ死が世界2位のイギリスの失敗に日本はどう学ぶ?指導者がぶれるのが一番悪いが、日本は大丈夫か

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毎日酷使する現代人の目にビルベリー由来アントシアニン!

   新型コロナに22万人が感染、死者数もイタリアを抜いて3万2000人とアメリカに次いで世界2位になったイギリス。ここまで死者数が増えた原因として、初期対応の遅れ、PCR検査不足、医療物資不足の3点が指摘されている。

   イギリスは3月13日(2020年)、集団免疫を獲得する戦略を打ち出した。しかし、3日後には一転して規制強化を発表。3月23日にロックダウンを宣言したが、これは同じく感染爆発を起こしたイタリアから2週間も遅かった。

   PCR検査も重視されなかった。3月29日時点でイギリスのPCR検査数は13万件と、ドイツの96万件、イタリアの45万件に比べてかなり少ない。このため、介護施設では無症状陽性のスタッフがウイルスを持ち込み、クラスターが発生した。医療物資も不足し、ウエイトレスのようなエプロンを付けて治療に当たった医師は「現場スタッフをないがしろにしている」と怒りの声を上げている。

水曜からロックダウンを緩和するというが大丈夫なの?

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   依然として収束が見えない状況だが、ジョンソン首相は明後日13日から在宅ではできない仕事を再開するなど、ロックダウンを緩和する方針を発表した。ロンドンの街では、すでにロックダウン解除を期待する人がマスクもしないで出歩き始めているが、市民からは「早すぎるし、まだ危険すぎる」「緩め始めてもいいと思うが、何がよくて何が悪いか明らかにしてほしい」といった声も出ている。

   キャスターの立川志らく「イギリスは集団免疫を獲得する戦略だったが、50万人が死ぬという数値に驚いてわずか3日で規制強化。トップがぶれるというか、想像力がないというか。数値を見てあわててこうしよう、ああしようと迷うから手遅れになった。悪い例だ」

   小林寅喆(いんてつ)教授(東邦大学)「PCR検査はポリシーがあるかどうか。日本は方針が明確で、必要な人にPCR検査をという方法をとった。集団免疫の方針を出すのであれば、基礎疾患のある人や高齢者の隔離をしなければいけなかった。ロックダウンにも迷いがあったのか16日から23日まで時間がかかっている。首相自身も感染してしまうなど、危機管理に失敗した」

   安部敏樹(社会起業家)「日本とイギリスの違いは福祉。福祉が充実しているということは、福祉施設に外から人が来てしまう。日本は冬に福祉施設を訪問しない。家族が見に行くことも諸外国に比べて少なく、最初から隔離状態で、結果として守られていた」

   神田愛花(フリーアナウンサー)「この週末、日本でも人が出てきた。ここでロックダウンを緩めたイギリスがどうなっていくのかしっかり見て学ばないと」

文・みっちゃん

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