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「恋はつづくよどこまでも」再放送、大ヒットから一転猛批判!「病院内のキス、ハグは濃厚接触!」「コロナと戦っている医療関係者に不謹慎!」

   新型コロナウイルスの拡大によって4月期ドラマの大半が延期され、多くのテレビ局で過去の人気ドラマの再放送でしのいでいるが、ちょっと前は大評判だったのに今、思わぬバッシングを受ける羽目になったドラマがある。

   上白石萌音と佐藤健共演のTBS系の医療恋愛コメディー「恋はつづくよどこまでも」だ。火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(多部未華子主演)のピンチヒッターとして、4月14日から「胸キュン!ダイジェスト版」と放送している。

   しかし、病院内で医師と看護師があからさまにキスだのハグだのを繰り返す内容に、ネット上では「コロナと戦っている医療関係者を馬鹿にしている!」「濃厚接触し過ぎだろう!今再放送するドラマか?」と猛批判を浴びているのだ。

  • 「恋はつづくよどこまでも」の濃厚接触(TBSの番組ホームページより)
    「恋はつづくよどこまでも」の濃厚接触(TBSの番組ホームページより)
  • 「恋はつづくよどこまでも」の濃厚接触(TBSの番組ホームページより)

「再放送で今見ると、『密』が気になり不快感しかない」

   同ドラマは、上白石萌音が主人公の新人看護師、佐藤健が「魔王」の異名をとるドSのイケメン医師を演じ、2人の「胸キュン」ラブシーンが回を追うごとに話題を呼び、3月17日に放送された最終話の視聴率は15.4%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、「恋つづ」ブームを巻き起こした。

   TBSとしては、放送を終えたばかりというのに数々の「胸キュン」シーンが詰まったスペシャルダイジェストを放送、再び視聴率を稼ごうとしたのかもしれないが、時期が悪く、裏目に出た形だ。ネット上では熱狂していた元ファンからも批判の嵐が吹いている。

   「恋つづ、前にやっていた時は佐藤健カッコイー!となっていたけど、今見たら気持ち悪い。あんなに佐藤健に沸いていたのに、すごく冷めた。何でこれに沸いていたんだろうとすら思う」

   「とにかくラブシーンが生々しく、濃厚接触しすぎ。キスしまくりで、しかも、唇の形が思いきりゆがみ、唇同士の間で糸を引きそうなほど激しい。再放送で今見ると、気持ち悪い。『密』が気になってしまい、不衛生に思えて、気になって仕方ありません」

命に関わる仕事現場でのキスはやめて欲しい

   「恋愛メインの医療ドラマ。全く共感できないのに、なぜ今再放送?不謹慎です。TBSドラマの代表ではないし、とにかく濃厚接触が気持ち悪いです。天皇の料理番、GTO、BOSS、逃げるは恥だが役に立つ、カルテット、G線上のあなたと私など、良いドラマがたくさんあると思うのに」

   「私は看護職ですが、だいぶ前から看護師なのに看護婦さんなんて呼び方久しぶりに見ました。看護の仕事を馬鹿にしているようにしか見えません。職場で(病院の廊下)キスシーンは、いくらなんでも勘弁してほしい。今の医療現場を考えても違和感満載ですし、不快感さえしました」

   「看護師蔑視のドラマ。ストーカー看護師が、イケメン御曹司の外科医を射止めてハッピーエンド...。これは現実ではあり得ない。二人のベッタベタした濃厚接触をなくしたら、成り立たないドラマだったことがわかった。なら最悪ですね。命に関わる仕事現場でのキスはやめて欲しいです。早く多部ちゃんのドラマが始まってほしいです」(テレビウォッチ編集部)