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店頭山積みの中国製マスクひどすぎる!ひもは外れるし、しわくちゃだし...

   ようやくマスクが出回るようになったとかで、中国製の箱詰めが店頭で山積みになっているが、粗悪品が少なくない。SNS上では、ひもが外れたり、裏が透けて見えるほど薄かったりする写真が投稿されている。2つのマスクのひもがつながっている写真には「中国製のマスクの使い方、教えてくれよ」というコメントがついている。

   インターネット通販で1箱50枚入り2000円のマスクを2箱購入した女性によると、中国語で書かれた合格証も入っていたが、ひもが切れていたりしわくちゃだったりして、「3分の1ぐらいは使うのはどうかなというものでした」と話す。「グッとラック!」がこの合格証に書かれていた中国の工場に電話したところ、「料金未払いのためこの電話は使えません」という中国語の自動音声が流れて、電話は切れてしまった。

耳が痛くならない日本製のコピー商品も出回り

   長時間つけていても耳が痛くならず、洗って繰り返し使える国産の人気マスク「PITTA MASK」のコピー商品も出回っている。パッケージのデザインや配色はほぼ同じで、ロゴの部分だけが「PTTGY」や「PITTE」となっており、間違って購入してしまった人も少なくないようだ。「パッと見はまったくPITTAだったので、やった!と思ったのですが、裏を見たら漢字でいろいろ書かれていました。素材を接着した中心部から裂けてしまい、無駄なものを買ってしまった」と男性は話していた。

   中国事情に詳しいライターの山谷剛史氏によると、中国国内では政府の認可を受けない闇マスクビジネスが活気づいているという。「有象無象の人たちが工場を作って、たくさん輸出しようとしており、なかには家庭内で手作業で作っているところもあります。未認可のマスクに対する税関でのチェックが追い付いていません」と説明する。

   キャスターの立川志らく「アベノマスクも不良品が多くて回収しましたけどね」

   中島健太(画家)「僕も最近50枚入りのマスクを見つけて買ったのですが、まだ中を見ていないので心配です」