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勝武士にメールしたけど返事なかった―初っ切りで組んだ高三郷「部屋でクラスター発生して心配してた」

   大相撲・高田川部屋の三段目力士・勝武士(本名・末武清孝さん)は、おととい13日未明(2020年5月)、新型コロナウイルスによる肺炎で死去した。水卜麻美キャスターは「巡業などで非常に人気のあった力士だった」と紹介した。身長165センチと小柄だったが、巡業では「初っ切り」を披露して客席を沸かせていた力士だった。

糖尿病で一時やせたけど元気になった

   4年間初っ切りの相手をしていたという元力士・高三郷(本名・和木勝義さん)は、高田川部屋でクラスターがあったと報道された際に、勝武士にメールしたが返事がなかったので、もしかしたら感染しているのかもしれないと思っていたという。「真面目なんだなと肌で感じていました。一時期、体が痩せた時があり、本人から糖尿病だったと聞きました。最近は体も戻っていたので、気にしていなかった」と話した。

   日本相撲協会では、力士・行事などの協会員のうち希望者に新型コロナウイルスの抗体検査を実施する。検査には約1カ月かかる見込みだ。