緊急事態宣言解除 首都圏1都3県は来週25日月曜――急ぎ過ぎじゃないか？2次感染対策なし

   安倍首相は首都圏1都3県の緊急事態宣言については、来週25日（2020年5月）にも解除する方針だが、神奈川県の黒岩祐治知事は「びっくりした。25日は想定していなかった」と驚く。もっと先と考えていたのだろう。白鴎大学の岡田晴恵教授は「土、日（23、24日）は新規感染者数が多くならない」からという。25日の月曜なら「感染はおさまってきた」といえるわけだ。

相変わらず「とじこもり戦略」

   司会の羽鳥慎一「さあ、これからどうしようかということです」

   玉川徹（テレビ朝日コメンテーター）「今月末まであと10日余りしかないのに、早く解除しないと景気がどうのということ自体が、目先のことしか考えていないと思います。第2波がきても、また閉じこもり戦略でいいのか。これでは経済回復なんて望むべくもない」

   吉永みち子（エッセイスト）「ウイルスが消えるわけではないので、閉じこもり戦略から次にどういう戦略にするのかを明確にしていかないといけないはずですよね」

   岡田教授は「大きな波を抑える努力をどういう方向でやるのか、国民的議論を今のうちにやってほしいです」と力説した。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト