2020年 7月 11日 (土)

船越と角野の新コンビによる悪徳医者殺人事件の顛末。謎解きは取って付けたようで感心しない
<月曜プレミア8 十津川警部の事件簿 危険な賞金>(テレビ東京系)

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   捜査一課の警部・十津川省三(船越英一郎)と新しくコンビになったのは亀井定男(角野卓造)、古女房の悪口ばかり言うお古の刑事である。一部では赤ひげ先生と言われていた玉守病院院長の佐藤幸太郎が往診の帰りに刺されて殺される。調べてゆくと、赤ひげどころか佐藤院長は悪徳医者で、8年前にキャンプ場で行方不明になった女の子の事件関係者をゆすって、何年にもわたり金を振り込ませていたことがわかる。預金残高は1億円にもなっていた。

   病院の看護師長兼、佐藤の内縁の妻(遠野なぎこ)や、佐藤の患者で亡くなったばかりの男の妻やその妹、商店街の平和のためと称して、1000万円も寄付した平和を守る会会長(山田純大)など、曰くありげな男女がぞろぞろ。遠野なぎこには驚いた。髪を断髪にした厚化粧で、看護師長というよりは不気味な影の女(?)。結局、8年前の少女誘拐事件には裏があり...とお決まりの謎解きである。

   各局で作られてきた十津川警部シリーズと差別化せねばならないので、テレ東としては必死で新機軸を出そうとしているが、船越英一郎=2時間ドラマの帝王(古いっ)の顔を見ると、十津川でも江戸川でもどうでもよくなる。好きにやってくれや。

   平和を守る会会長の山田純大の役がなんのこっちゃと思っていたら、最後になって新派大悲劇! 事件の娘が、実は父親と思ってきた男の娘ではなく、会長の子であったと。取って付けたようだった。(放送2020年5月25日20時~)

   (黄蘭)

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