2020年 11月 29日 (日)

地球が数か月で消滅する時の家族は何を考えて過ごすか。テーマとしての寓話は面白いが...
<隕石家族 第1回~第8回>(フジテレビ・東海テレビ制作)

   巨大隕石が地球に衝突して人類はお陀仏になると言われたら、自分は何を思うだろうか。というフィクションを考えた人は中々想像力豊かで面白い。門倉家はおばあちゃんの正子(松原智恵子)、主の和彦(天野ひろゆき)、妻の久美子(羽田美智子)、長女・美咲、次女・結月、とその恋人・翔太。みんな仲良く暮らしていたが、実はそれぞれに秘密がある。正子はマダラ認知症で和彦のマザコンの素。

   和彦はネットで知り合った鉄っちゃんの片瀬(中村俊介)に愛を告白したり、会社をクビになっても家族に言えない。久美子は学生時代の憧れの人(偶々、それが片瀬)に浮気もどき感情をもっている。美咲は同僚の女性教師にレズ恋慕をもち、結月は久美子の姉の子である。最終回は金のない和彦が会社の商品である健康器具を盗み出して金に換えたと逮捕される。だが実は部下の仕業だった。

   彼らがやたら強調するのは「家族に隠し事はない」だが、そううまい具合にいかない。結月だけは恋人の翔太と2人、宇宙船で地球脱出をさせてやりたいと2人を家で結婚させるのだが、彼らは宇宙船に乗らずに戻ってくる。つまり、終末は皆で共に過ごそう。一見、寓話のような物語であるが、ネット時代の寓話は屈折している。

   主の憧れの人・片瀬が実はトンでも人物で、最後に地球がひっくり返る前に家族を裏切りでひっくり返して出てゆくのかと期待して見ていたら、全く普通の人物だったのでつまらなかった。(放送2020年5月30日11時40分~)

   (黄蘭)

採点:0.5
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