2020年 7月 15日 (水)

日本一長いアーケード「大阪・天神橋筋」コロナ禍でもしたたか!「勝てまへん」と言いながらちゃっかり「儲かりまっか?」

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   「日本一長いアーケード」で知られる大阪・天神橋筋は、大型スーパーから飲食店、娯楽施設まで600店舗以上が並ぶが、ここもやはり新型コロナウイルスで揺れた。緊急事態宣言をどう乗り切ったか、NHKは3月から取材していた。

   緊急事態宣言に続いて、吉村知事が大阪独自の休業要請を出した。大手デパートが閉まった梅田は人出が70%減ったが、天神橋は26%減だった。食品や日用品を求める人は減らなかったのだ。80代の女性は買ったばかりの巻き寿司を見せながら、「一人暮らしやからな、ありがたいことや」と話していた。

   100円均一ショップはレジに透明ビニールを張り巡らして、黄色いタグに手書きで「すんません」「コロナには勝てません」などとぼやいて見せたが、このビニールは店の商品だった。客の他店の店長が「これよろしな。どこで買うたん?」と、ちゃっかり商売になっていた。

   名物の串カツ店「七福神」。17年前に中国から来た劉小亮さんは、従業員の求めでいったん休業したのを再開した。雇用調整助成金は申請の仕方がわからず、諦めたという。

   客が絶えないのは文具店だ。アナログの遊び道具が人気だという。「縄跳びが売れてる。子供が家で跳んでるんやろ。バドミントン・セットももうメーカーにない」。たしかに、近くの公園はバドミントンの親子連れがいっぱいいた。

休業中の店の前でマスク高額販売

   夜だけ開く人気の屋台村で、沖縄料理店が頑張っていた。本店には客がこないのでと言っていたのだが、4月にのぞくと、屋台も畳んだまま。「府の休業要請で屋台ができず、本店は閉店した」という。「仕事もない。じっと我慢です」と嘆いた。

   ダンボールの住人への支援団体の支援は続いていたが、炊き出しはできなくなった。「80人以上になるから密集になる」のだという。建築関係も仕事がなくなり、アルバイトで荷物を運んだりの日々だ。

   マスクの品薄騒動では、4月半ばから妙な動きになった。休業している店の前で、マスクを売る女性が現れたのだ。取材すると、「日本語わかりません」。日本では高値で儲かるからと中国から運ばれてきて、その「売り子」なのだ。店には何がしかの「ショバ代」を払うのだと。

   薬局には売り込みの電話もあった。「不動産会社からというのでびっくり、ちょっと怖いなと見送った」と店主は笑う。マスク不足が解消するにつれて、5月初めには半額になった。

   緊急事態が延長されると、開いている店への風当たりが強くなった。いわゆる「自粛警察」というやつだ。営業自粛の要請対象になっていない小売店にまでツイッター攻撃がやってきた。商店街組合もツイッターに人混みの写真を載せ、過密を避けるよう呼びかけ、初めて積立金から休業店に見舞金を出した。

文   ヤンヤン
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