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居酒屋規制で「公園飲み」トラブル続発!深夜に大声で騒いでごみ散らかし

   新型コロナウイルスの営業規制で、以前のように居酒屋で飲めないため、公園で酒を飲む人が増えている。トラブルが続発しており、名古屋市では駆け付けた警察官の指を骨折させたとして、26歳の会社員の男が逮捕された。東京・上野公園でも今月8日(2020年6月)未明、酒を飲んでいた女性にわいせつな行為をした疑いでウズベキスタン人の男が逮捕されている。

   「とくダネ!」がおととい10日ときのう11日の深夜に、東京都内の公園に出かけてみると、園内には50~60人ほどの人がいる。10人ほどの男女のグループは車座で宴会。仕事帰りとみられるサラリーマンは立ち飲み。横になって寝ている人や、ブランコで懸垂する人もいた。公園内のごみ箱は空き缶であふれかえっている。

   男性は「(営業時間短縮で)10時までだと、あっという間なので、飲み足りない。(公園は)密にならないので、あまり気を使わなくていいし、普段あまりやらないので新鮮ではありますよね」と話していた。

東京アラート解除で飲み屋に戻っていく?

   近くに勤務する警備員によると、「緊急事態宣言が解除されて以来、飲食店の営業時間が短いことから、急に人が多くなりました。多い時で200人ぐらいはいます」という。近くを散歩している50代の女性は、「ゴミだけは片づけてほしい。おじさんが一人で飲んでいて、すごい声を出しているときもあります。怖いですね」と話していた。

   東京都はきのう11日に「東京アラート」を解除し、きょう12日からはパチンコ店や遊園地、ゲームセンターもOKとなった。飲食店の営業時間も午後10時から午前0時となり、今月19日からは営業時間制限が全面解除される。迷惑な公園飲みは解消されるだろうか。

   中瀬ゆかり(「新潮社」出版部部長)「公園で集まって飲んでいる姿を見ると、遊びたいけどお店はまだ怖いという気持ちもあるのかなと思います。(休業要請が解除されても)そのへんのムードが変わっていくのには、時間がかかるかもしれません」

   河崎環(コラムニスト)「自分たちでどう習慣を変えながら元に戻っていくか、ということですね」 司会の小倉智昭「来週あたりの感染者がどれぐらいになるか、気になりますね。ひどくならないことを祈るばかりです」