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「麒麟がくる」に代わる戦国ドラマ名場面第1弾は「独眼竜政宗」 ブレイク前の渡辺謙の渾身演技がスゴイ!大河ドラマ史上最高視聴率も納得だ

   新型コロナ禍によってNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が中断するが、NEHKは14日(2020年6月)から過去に人気を博した「戦国大河ドラマ」の名場面集を放送する。

   ラインナップは、次の通りだ。▽6月14日=「独眼竜政宗」▽6月21日=「国盗り物語」▽6月28日(日)=「利家とまつ」

  • 「独眼竜政宗」(NHKのホームページより)
    「独眼竜政宗」(NHKのホームページより)
  • 「独眼竜政宗」(NHKのホームページより)

父親を敵将もろとも撃つ戦闘や母親に毒を盛られる悲劇が見せ場

   1本目の「独眼竜政宗」は、「独眼竜」の異名をとった伊達政宗(渡辺謙)の生涯を描いた作品。1987年に放送され、平均39.8%と大河ドラマ歴代最高視聴率を記録した「大河ドラマ絶頂期」の代表作だ。NHKの行ったアンケート調査でも、最も好きな大河ドラマ1位に輝いている。不動明王について教えられた梵天丸(政宗の幼名)がその養育係である喜多に語った「梵天丸もかくありたい」という台詞は流行語となった。

   今やハリウッドスターの渡辺謙も当時は27歳、ブレイク前だった。父親を自分の鉄砲隊で敵将もろとも撃つ惨劇や、家督争いから母親に毒を盛られる不幸な事件、そして勝新太郎演じる豊臣秀吉との緊迫した対面シーンなど、手に汗ににぎる名場面の数々を振り返るとともに、渡辺謙が撮影の裏舞台を語る。

「国盗り物語」の斎藤道三は「希代の女ったらし」だ

   2本目の「国盗り物語」(1973年放送)。司馬遼太郎原作で、前半は「美濃のまむし」こと斎藤道三(平幹二朗)、後半はその志を継いだ2人の武将、織田信長(高橋英樹)と明智光秀(近藤正臣)が主人公だ。光秀を主役級にしている点が「麒麟がくる」に通じる

   注目は平幹二朗演じる斎藤道三の「希代の女ったらし」ぶり。深芳野役の三田佳子がその魅力を語る。そして信長と光秀の激突、本能寺の変など、「麒麟がくる」につながる名シーンが続々登場する。信長を演じた高橋英樹と光秀を演じたさんが近藤正臣が撮影秘話を語る。(テレビウォッチ編集部)