2024年 4月 25日 (木)

<エール!>(第57話・6月16日火曜放送)
あの世からやって来た音のお父さんは、お母さんと梅にも会いに行った...みんなが幸せなことを知って安心したようだ

   あの世の宝くじ「1泊2日のこの世への旅」が当たって、古山音(二階堂ふみ)に会いに来た父・関内安隆(光石研)は、翌日は地元の豊橋に向かった。驚く妻の光子(薬師丸ひろ子)だったが、「話していいかわかんなくなる」と言われると、「じゃあ踊る?」。二人は若いころ、こうしてよく踊ったのだ。

   安隆は三女の梅(森七菜)のことを心配していた。梅は友達が先に文学賞をとったことにショックを受け、最近は光子とも会話をしなくなり悩んでいると伝えると、安隆は梅の部屋を覗きに行った。

   「うらめしや~」。ところが、梅はまったく驚かず、怖がらない。「小説の中では、幽霊なんてありふれてるよ。お帰り」

   安隆「梅、負けを認めることで、人は成長できるんだ」。安隆は自分の体験談として、雇人の馬具職人、岩城新平(吉原光夫)に勝てないと思ったから、職人をやめて経営に専念した話をする。

お母さんの再婚にもOKを出したが

   梅が岩城の気持ちを伝える。「岩城さん、お母さんのこと好きだよ。再婚するって言ったらお父さん嫌?」

   安隆は光子のところに戻り、みなが幸せに暮らしていることに安心したと言い、光子に感謝し別れを告げた。そして作業場に行くと、岩城に光子との結婚を許すという手紙を置いた。姿は見えないが、手紙に気づいた岩城が余白に返事を書く。「俺は、安隆さんといる女将さんが好きなんです

   安隆は笑顔であの世に帰っていった。

(NHK総合あさ8時)

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