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暑いこの時期、マスクにもメリハリを!必ず着用が必要な時、外していてもいい時......

   あさって19日(2020年6月)に都道府県をまたいだ移動の自粛が緩和されるが、新型コロナウイルスの感染拡大にはまだまだ不安が残る。松岡忠幸アナが「マスクが大事とは思うけれども、暑くてたまりません。ホントはどれくらい効果があるのなんて思っている方も多いのではないでしょうか」と取り上げた。

   新日本空調微粒子可視化システムを使って行われた実験では、一般的な不織布のマスクを顔に密着させるように着けると、大声で話しても飛まつはほぼ漏れない。

   理研チームリーダーの坪倉誠さんは「今のマスクは非常によくできていて、きちんと隙間なしに着けると、9割以上飛まつを抑えられるんです」と解説した。

   松岡アナ「新型コロナウイルスに感染した人は、症状が出る2日前から前日にかけて、ウイルス排出量が増加するんです。自覚症状がない時にマスクをしないでおしゃべりをしていると、感染を拡大してしまう危険性があるんです。自覚症状がなくても会話する時にはマスクをしましょう」

ジョギング、散歩ではどうするの?

   マスクの重要性はわかったが、これからの季節は熱中症も気になる。東北医科薬科大学特任の賀来満夫教授は、「マスク着用はメリハリを」と呼びかけている。松岡アナによると、「たとえば、ジョギングや散歩など、周りに誰もいない屋外で、一人で黙々と歩く状況ではマスクは不要です。一方、開放的な場所でも、会話する時にはマスクが必要です。しゃべる時は基本的にマスクをするということです」