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<かみひとえ>(テレビ朝日系)
さすがM-1優勝組の対決!大いに笑わせてもらったミルクボーイのネタてんこ盛り、トレンディーエンジェルの新型コロナ折込みネタ

   〝かみひとえ〟な人やグルメをレポートするバラエティで、この日は特別企画ということで、ナイツ、四千頭身、ミルクボーイ、トレンディエンジェル、U字工事、とろサーモンらM-1優勝歴もある漫才師6組の即興漫才選手権が行われた。

   まず、10個のワードの中から3個をくじ引きで選び、そっれを組み込んだ漫才を50分でネタの打ち合わせをし、披露していく。持ちネタを活かした漫才をするコンビ、まったくの新ネタを作るコンビ、序盤・中盤・終盤とバランスよく3個のワードを散りばめるネタもあれば、一気に2個を使って残りの1個をオチに使うネタもあったりと、コンビごとの性格が表れていて面白い。どのコンビも即興とは思えないほどクオリティーが高かった。

   なかでも群を抜いていたのは、ミルクボーイだった。ワードは「嘘つきコック」「残ったタピオカ」「想像妊娠」で、舞台のソデでもネタ合わせして、いよいよ本番。しかし、始まって早々、「いま、(お客様から)残ったタピオカをいただきました~」とつかみにワードの1個を使ったら、あっという間に「想像妊娠」も「嘘つきコック」も言ってしまう。まだまだ持ち時間があるけど大丈夫かと不思議に思っていると、くじで引かなかった残り7個のワードが続きのネタにすべて折り込まれていた。これには、「うわ~、全部のせ!」「さすがチャンピオン!」と司会の博多大吉もココリコも驚く

審査委員長の弘中綾香アナが絶賛

   ところが、最終的に審査委員長の弘中綾香アナの心を掴んで優勝したのは、トレンディエンジェルだった。外出自粛で3か月ぶりに漫才をしたという2人だったが、「右肘に違和感」「山口県産○○」「母国語で責めないで」の3ワードを見事に折り込み、外出自粛中の過ごし方をテーマに、世相を反映した漫才で大いに笑わせてもらった。(放送6月15日深夜11時15分)

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