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隣のカラオケ居酒屋の騒音に悩まされて5年、裁判も警察への通報3千回も効果なし!何とかならないのか?

   愛知県西尾市の住宅街にあるカラオケ居酒屋の隣に住む住民が5年間にわたって騒音に悩まされている。警察に3000回通報したが。リポーターの岡安弥生が先週土曜日の(2020年6月20)夜、現場を取材すると、「聞こえますね。外まで歌が聞こえます」。

   被害を訴えている男性によると、以前は倉庫だったが、2015年にカラオケ居酒屋が突然、オープンした。隣の住宅との間隔はわずか80センチ。寝室にも音が漏れ伝わり、「騒音で眠れず、精神的にも不安定になった」と訴え、騒音対策をするように裁判所に提訴し2017年4月に和解が成立した。

市は「カラオケだけが騒音の原因と判断しにくい」

   店は防音工事を約束したが、男性は「防音工事をすることと、午後10時半でカラオケをやめる、ということで和解をしたんですけど、騒音は現在も変わらないですね」という。それだけではない。差出人は不明だが、「呪いはこわい」「そのうち地獄を見るぞ」といった嫌がらせが送られてきた。岡安がカラオケ居酒屋に取材を申し込んだが、「もういいです、帰ってください」と断られた。

   この居酒屋があるのは第1種住居地域で、愛知県の条例では、「午後10時から翌午前6時は40dB(デシベル)を超える騒音を発生させてはいけない」とされている。40dBは図書館館内と同じくらいの静かさだ。市の担当者は「当該の場所ではカラオケ音の有無に関係なく、40dB未満のことはほとんどない。カラオケの音だけが騒音の原因と判断するのは難しい」といっている。

   司会の羽鳥慎一「どうにかならないんですか」

   菅野朋子(弁護士)「和解しても、守らせるよう強制的にするのは難しい」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「私なら、金銭的な部分をきっちり入れてもう1回裁判を起こします」