2020年 10月 30日 (金)

<MIU404 第1回>(TBS系)
カーアクションが凄い。煽り運転厳罰時代にあわせた抜け目のなさ

   有名人だらけのスタッフで注目されている本作、1回目を見た限りでは期待にたがわない。「第4機捜」、404と呼ばれる機動捜査隊の24時間内での活躍を描くのだが、志摩一未(星野源)は冷静でクールな性格、伊吹藍(綾野剛)は多摩地区のお巡りさんだった、ひたすら走るのが速い男。2人でパトロール中のカーチェイスが凄い。
   どこで撮ったのか本当に車をぶつけてしまう。このスタッフでは絶対に当たると読んで、予算が潤沢なのだナ、さては。視聴率も13%超えでまあまあ。初パトロール中に404が赤い車に煽られて、その後で起こった暴力事件の被害者が煽り運転の主だった。後ろ姿しか目撃できなかった犯人は、被害者からキーとドライブレコーダーを盗む。現実にも煽り運転が厳罰に処せられる法律改正があり、なかなかのタイミングのよさである。演出がビビッドだ。
   美人過ぎる隊長と陰口叩かれる警視の桔梗ゆずる(麻生久美子)は、ひたすら真面目な女性で、タメ口1つ叩けない堅物だが、掃きだめの鶴で男性視聴者を繋ぎとめる目的か。普通、強面の硬派な役が多い綾野剛が、ヘラヘラと軟派なバディぶりで、そのくせ志摩に注意されると拍子抜けの素直さで「はい」と返事するのがおかしい。
   2人そろって巡査部長のヒラ警官がチンピラ事件に関わって、徘徊老人と孫のエピソードに市井の哀歓を感じたり。書き手(野木亜紀子)に力がないと退屈なものになるが、中々の出来具合である。(放送2020年6月26日22時~)

(黄蘭)

採点:1.5
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