2024年 4月 17日 (水)

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阪神がエース西勇輝の不倫に大甘処分、阪神って不祥事慣れしているからね

   さて、不倫文春、今週は阪神タイガースのエース、西勇輝(29)が、5月3日、「ステイホーム」と吉村府知事が大声で叫んでいるのに、家にいるどころか、石原さとみ似の30代前半のファンの女性を、県をまたいでホテルに来させ、速攻でSEXをしていたというのである。西は元オリックス。18年にFA権を行使して、阪神に移籍。阪神を選んだ理由は「大阪にいる家族の環境を変えたくないから」というものだそうだ。今季は開幕投手を務めている。

   環境は変えないけど、女は変えてもいいのか、西よ。そうもいいたくなるが、彼女とは昨年4月に友人の紹介で知り合ったという。男女の関係になったのは、昨年の10月11日。西から東京へ来ないかといわれ、チームが泊まっている東京ドームホテルで寝たそうだ。この日は、巨人とCSを戦っている時だぞ。この男、図太いのかバカなのか。この女性も、文春にタレ込んだのは、西のこんなところが嫌になったからだった。

   「結局は自分中心で、私はただ都合のよい女だった。他にも同じような思いをする女性がいるかもしれないので、打ち明けました」

   こういう男を渡部建症候群とでもいうんだろうな。私も昔は、そうだったなと反省しています。今は誰にでも誠心誠意尽くそうと思っているのだが、相手が寄ってこない。まあ、それはそれとして、文春の電話直撃に、最初は知らんふりだったが、女性の名前を告げると慌てて切ったという。

   その後、西のマネージメント会社から、奥さんには謝罪した、奥さんは度量が広く、「記事に関してはお灸をすえる意味でもしょうがない」と話して解決済みと連絡があったという。球団側は、本人から連絡を受けている、厳重注意、厳正処分をするといっていたが、どうやら厳重注意で終わったようで、大甘の処分に批判が出ている。新型コロナウイルスに感染した藤浪晋太郎投手への処分も甘いといわれたが、今回ははるかに超甘である。阪神って、不祥事慣れしているからね。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、 『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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