2020年 12月 5日 (土)

日本の弁護士事務所はそんなに垢ぬけてはいないよ、と突っ込みたくなるSUITS 2。『ニカーッ』笑いの織田裕二がどこまで共感を呼べるか
<SUITS 2 1,2話合体特別版>(フジテレビ系)

   コロナのお陰で中断していたために、以前の1回目の内容と新しい話とを一挙放送で、見ているこっちは頭の中がぐちゃぐちゃ。「あれ?ここのところは前に見たぞ」とハテナマークである。いきなり甲斐(織田裕二)が吊るし上げられていたりして、なんのこっちゃ。案の定、視聴率は7.3%と平凡である。『半沢直樹』とは大違い。

   アメリカでの大ヒットドラマの輸入ものだが、スーツという題名に象徴されるように、高級スーツを着込んだエリート弁護士たちの、頭がいいだけに権謀術数渦巻く事務所内の人間関係は、日本に輸入するとなんとなく違和感がある。一度書いたように、日本の弁護士事務所は全体に古色蒼然、こんなに垢ぬけてはいないし。

   主人公は傲慢が洋服を着ている甲斐正午。その部下というか相棒は弁護士資格のない鈴木大輔(中島裕翔)で、かつて甲斐が追い出した上杉一志(吉田鋼太郎)が戻ってきたことで波風が立つ。代表の幸村チカ(鈴木保奈美)が心配する。

   今回の連ドラは長いクールになるらしいので、まだ助走の助。主演であるが、役柄としては一種のヒールの甲斐を、『ニカーッ』笑いの織田がどこまで視聴者の共感を得られるように演じるか見物だ。アメリカナイズついでに、強いて褒めるとすれば、事務所の女性2人、秘書役の中村アンとパラリーガルの新木優子が、長い髪と色気たっぷりのスタイルで、独特の雰囲気を醸し出している点がいい。(放送2020年7月20日21時~)

(黄蘭)

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