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「銚子電鉄」新型コロナで再び経営ピンチ!でもめげない...映画「電車を止めるな!~呪いの6.4km」公開

   これまで何度もピンチを乗り越えてきた千葉・銚子電鉄が、新型コロナウイルの外出自粛などで再び経営危機に陥った。竹本勝紀社長は「4月以降、パタッと乗客が減ってしまった。2カ月間で3000万円の赤字になっている」と話す。乗客が減ったため、「ぬれ煎餅」などの人気商品も大量の在庫を抱える事態となってしまった。

   そこで新たな作戦を展開中だ。ネットでさまざまな商品を販売しはじめた。線路の石の缶詰、赤城乳業の「ガリガリ君」に胸を借りて、「経営状態がガリッガリ・ガリッガリ君スイカ」などだ。もともと、銚子電鉄の鉄道事業の売り上げは1億750万円、これに対し、食品事業は4億800万円で、鉄道会社でありながら登録業種には「米菓製造」も書かれている。お菓子会社でもあるのだ。

クラウドファンディングで集めた500万円で制作

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「千葉の鉄道では、いすみ鉄道も頑張っている。ぜひ銚子電鉄も頑張ってほしいね」

   銚子電鉄はアイドル車掌・袖山里穂をユーチューブデビューさせているが、8月(2020年)には、クラウドファンディングで集めた500万円で制作した超C(調子)級映画「電車を止めるな!~呪いの6.4km」の公開する。稲毛海浜公園の「DRIVE IN PARK CHIBA」を皮切りに、「絶景の宿 犬吠埼ホテル」、「秋葉原UDXシアター」などで見ることができる。