今年(2020年)は新型コロナウイルスの影響で各地の花火大会が中止となっているが、「密が避けられる」「ソーシャルディスタンスが保てる」として、例年に増して家庭用の手持ち花火が注目されている。 手軽に夏気分を味わえる手持ち花火だが、必ず注意すべきポイントもある。森田洋平アナウンサーが解説した。
まずは花火をする場所について。森田アナ「戸建てで庭がある家はいいですが、それ以外の場合、周囲の方に迷惑がかからないよう、花火ができる場所を自治体や管理団体にしっかり確認をしてほしいということです。例えば公園でも、全面的に禁止しているところもあれば、禁止していないところもあるんですが、禁止していない公園でも花火をしていい時間や場所が限定されているところもあるそうなんです」
また、新型コロナ対策として手指のアルコール消毒を習慣づけている人も多いだろうが、花火の前はNGだ。東京消防庁の実験では、アルコールを付けた手袋に火を近付けると簡単に引火した。
森田アナ「お子さんだと火の近くを持ったりする可能性もあるので、花火を楽しむ前の感染症対策はアルコール消毒液ではなく石けんでしっかり手洗いをしてほしいと思います」
文・ピコ花子