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きょうも「命の危険のある暑さ」! 関東甲信の1都8県に熱中症警戒アラート! 西の空の入道雲に注意

   司会の小倉智昭が冒頭、「自宅で正午くらいに温度計を持って庭に出たらあっと言う間に40度まで上がって...」と切り出した。11日(2020年8月)の東京は、八王子市で39.3度を記録するなど今年1番の暑さとなった。その暑さは午後7時過ぎになっても収まらず、渋谷上空からサーモカメラでとらえた映像ではアルファルトやビルの壁面は赤く、30度以上、35度以上を示していた。地上のスクランブル交差点でも気温32.8度、湿度は65%で、サーモカメラで見た地面は真っ赤だ。

   足元の熱は足元にどのような影響を与えるのか。ふじみの救急クリニックの鹿野晃院長は「地面からのいわゆる輻射熱、照り返しによって下半身の熱がこもり、熱中症を引き起こすことがあります。上半身だけでなく下半身にも注意が必要です」と話す。

地面からの照り返し! 子どもはさらに危ない

   12日(2020年8月)は関東甲信全域の1都8県に暑さ指数(WBGT)33以上の「熱中症警戒アラート」が発令された。これは「命の危険のある暑さ」を意味している。

   気象予報士の天達武史は「暑さ指数28以上の『厳重警戒』を超えると、熱中症患者が救急搬送される数がグーンと上がります。昨日測ってみたら、顔近くは31.8でしたが、地面近くは33を超えていました。ということは、子どもやペットは命の危険のある所にいるということです。できれば、外出を控える方がいいと思います」と警戒を呼びかける。

   きょう12日からは猛暑に加えてゲリラ豪雨も広い範囲で起きるという。12日は午後3時以降、関東から静岡あたりは雷にも注意が必要だ。

   気象予報士の天達「みなさん、今日は西側の空を見てください。入道雲が見えたら1つの危険なサインです。その後、突風が吹くと急に天気が荒れてきます。ヒョウにも注意してください」