2020年 9月 29日 (火)

肉体派の波留と理論派美魔女の鈴木京香がバディを組む場末の部署の活躍。端正な藝大出身歌手の石丸幹二がキーパーソンだって
<初回2時間スペシャル 未解決の女 警視庁文書捜査官 第1回>(テレビ朝日系)

   あらら、東京藝大出身の歌手である石丸幹二が第1回のゲストだと。黒焦げの遺体の引き取り人として現れた死人(宮川一朗太)の従兄を演じるのだが、他局制作『半沢直樹』の敵役以来、美男子の石丸が近頃ダークな役も振られるようになっておかしい。歌だけではコロナ禍でコンサート活動が全滅の時代に、食べてゆけないのだろう。芸術家受難の時代である。どんどん悪役もやって頑張れ。
   矢代朋(波留)は肉体派の熱血刑事、バディの鳴海理沙(鈴木京香)は推理力抜群の理論派警部補。共に、薄暗い特命捜査対策室という場末の部署の刑事である。今回はキーワードが「もーいちど ころす しょーしたい」という文字が書かれた紙片。普通に考えればこれは「もう1度 殺す 焼死体」だと思うが、古いチケットを見て、鳴海が絶叫する。それはギリシャ語の「コロス」のことで、「もう1度 コロス ショーしたい」と願うアングラ劇場の人気女優の願望の文言であった。脚本家(大森美香)は実力者だが、このトリックはあまり説得力がないよなあ。無理やりのこじつけ。
   サスペンスまみれのテレビ朝日であるが、この「未解決の女」は出来がいい方。若くてファニーフェイスの波留と、ちょっと意地悪だが典型的な美魔女の鈴木京香が、対立しているようで、実はお互いを補完しあっている構図が面白い。プライドが高くて威張りまくる室長警視の古賀(沢村一樹)や同期の工藤阿須加らは刺身のツマ。(放送2020年8月6日20時~)

(黄蘭)

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