2022年 6月 28日 (火)

あさイチスタッフも3人感染確認! 「相当対策をやってたのに...」それでもかかる新型コロナ!改めて気をつけるべきポイントは?

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   近江友里恵キャスターが夏休みということで、きょう17日(2020年8月)のあさイチは小林孝司アナウンサーが進行を務めた。

   8月に入ってあさイチの制作スタッフから新型コロナウイルス感染者が3人確認されたことを受けて、小林アナが「今回の感染についてこれまでわかっている事実をお伝えするとともに、感染対策について気をつけなければならない注意点、工夫について改めてお伝えしていきます」と切り出した。

   博多大吉キャスターが「フォローするわけじゃないけど、感染しないように相当(対策を)やってるよね、この番組の裏方の皆さんは。あれだけ気をつけてかかっちゃうんだと思いました。どこかに落とし穴があったのかな」と首をかしげたが、東邦大学の小林寅喆(いんてつ)教授によると、万全と思えた対策にも綻びがあったという。

打ち合わせ計5時間以上、マスク、アクリル板でも防ぎきれない「飛沫感染」

   感染したスタッフAに症状が出る前日の7月31日、AとスタッフB(8月7日に感染発覚)が、打ち合わせスペースの出入口から一番遠い、部屋の奥のテーブルで打ち合わせをしていた。テーブルにはアクリル板が立てられ、二人はマスクをした上、距離が保てるよう、Aが出入口側、Bが部屋の最も奥の斜めの位置に座っていた。

   中川安奈アナウンサー「あさイチでは打ち合わせは基本的にリモート会議で行っていましたが、この日はロケが近づいていたので職場で顔を合わせて準備を行いました。断続的にですが、打ち合わせにかかった時間は合計5時間を超えていました。在宅勤務が原則なのでBが出局したのは半月ぶりだったのですが、出勤しないとできない業務がたまっていたこともあって長時間になってしまったということです」

   この状況下で、小林さんは「飛沫感染」の可能性を指摘する。マスクとアクリル板は直接飛沫を浴びるのを防ぐ効果はあるが、マスクの隙間から出るような極めて小さな飛沫は防ぎきれない。長時間一緒にいることで、その小さな飛沫を吸い込むリスクも高まる。

   中川アナ「さらに指摘されたのが、暑さ対策として置いていた扇風機です。扇風機を置いていたのがAの斜め後ろで、風がBの方に向かって流れていました。しかも感染対策のために各テーブルの境にパーテーションを置いていたんですが、それによって空気の流れが悪くなり、極めて小さな飛沫がBの周りにとどまっていた可能性が高いというんです」

   小林さん「新型コロナウイルス感染症の特徴として、症状が出る前日もしくは2日前くらいからウイルス量がピークになると言われているので、部屋の角には相当なウイルスが充満をしてしまったと考えられます」

大事な部屋の換気、扇風機+サーキュレーター2台使いで素早く!

   改めて換気の重要性がわかったが、あさイチの打ち合わせスペースでは出入口が1か所しかないこともあり、十分な換気ができていなかった。ドアや窓が対角線に2か所ある部屋なら、その2つを開けることで換気できるが、1か所しか開けられない場合はどうすべきか。

   新日本空調の実験では、ドアを1か所だけ開けた広さ13畳ほどの部屋で、扇風機をドアの内側から外に向かって風が吹くように設置。サーキュレーターを扇風機と反対に部屋の奥の方に風が流れるように設置した。部屋の空気が入れ替わるまで、扇風機とサーキュレーターなしでは45分かかったところ、ありでは12分で完了した。

   中川アナ「扇風機しかない場合もあると思いますが、重要なのは置く位置と高さの違いなんです。台などを使って高低差を作れば、扇風機2台でもサーキュレーター2台でも同じような効果を生むことができるそうです。あさイチの打ち合わせスペースでは、専門家の監修のもと、パーテーションをなくしてサーキュレーターを置くなどの対策を行いました」

文   ピコ花子
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