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未成年との飲食疑惑で山下智久は一定期間芸能活動自粛処分、亀梨和也は厳重注意に。そもそも「店の年齢確認」って信用できるの?

   未成年との飲酒疑惑が報じられていた山下智久(35)と亀梨和也(34)が、きのう17日(2020年8月)にジャニーズ事務所から処分を受けた。山下は一定期間芸能活動自粛、亀梨は厳重注意の処分だ。

   コトの起こりは先月30日の都内バー飲み会。2人は店内に居合わせた女性3人と午前4時過ぎまで盛り上がったのだが、この3人のうち2人は未成年の現役高校生だった。これが8月7日公開の文春オンラインに報じられ、騒ぎになっていた。

「女性が積極的に年齢偽っていた」と、まるで人のせい?

   ジャニーズ事務所によると、山下と亀梨の2人は店内で来店客と飲食の席を共にしたことを率直に認めた。一方で女性たちについては、店による年齢確認で成人であると紹介され、さらに飲酒の有無については把握していなかったという。事務所側は、女性が積極的に年齢を偽っていたとみているが、山下らが年齢など払うべき注意を怠っていたこと、飲食店の時間短縮要請が出る前とはいえ、自粛が続いている中で自覚と責任に欠けた行動をとっていたとして処分に踏み切った。

   近藤春菜(お笑いタレント)「本当だとするとお店側から『年齢確認した』と言われたら一緒に飲んでしまうのはどうしょうもない。お店が身分証明書を確認することを徹底するしかない。一方で女性を特定して責めることがないようにしなければいけない」

   司会の加藤浩次「『わからなかったからいいでしょ』とはならない。気づけなかった責任はあるはず」

   前田裕二(実業家)「『未成年だと認識していたはずだ』『わからなかった』と水掛け論になる。日本は海外に比べてゆるい。僕はいまだにアメリカでお酒が飲めなかったりすることがある。店舗側の確認を警察が指導する必要がある」

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「日本では、商売の慣習として身分証明書を見せることはない。アメリカでは私も20代の頃しょっちゅうIDチェックをされた。大学教授も、(学生と)一緒に飲む中に未成年が一人でもいば処分される。みんなで証明書出して見せあいましょうという認識がないと治らない。(処分は)高い授業料だと思う」