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三浦春馬さん「世界はほしいモノにあふれてる」が切なすぎる!「母から子に伝わる思い出の品はある?」と聞かれ、「他界した父親のように想っていた付き人と作ったサイン」を紹介

   三浦春馬さん(享年30)がMCを務めていたNHKの紀行番組「世界はほしいモノにあふれてる」が20日(2020年8月)午後10時半に放送され、ネット上では放送開始直後から懐かしむ声と惜しむ声であふれた。

   三浦さんの生前収録は残り1回で、8月27日に「JAPAN!究極の台所道具」をテーマに三浦さん自身も取材してきたプロの逸品「イカサキ包丁」などメイド・イン・ジャパンの台所道具の魅力に迫る。

  • 「世界はほしいモノにあふれてる」(NHKの番組ホームページより)
    「世界はほしいモノにあふれてる」(NHKの番組ホームページより)
  • 「世界はほしいモノにあふれてる」(NHKの番組ホームページより)

「今の自分のサインは、その方と一緒につくったサインです」

   この日は「恋しいペルシャ 美の源流」がテーマだった。イラン出身のタレント、サヘル・ローズさんが(34)がペルシャ絨毯やジュエリー、料理などの魅力を紹介した。サヘルさんから「母から子へ伝わる物のように、何か大切にしている物はありますか?」と聞かれた三浦さんは、自分のサインに関するエピソードをこう明かした。

   「もう他界してしまったのですが、父親のように、現場にいつも寄り添ってくれたお付きの方がいて、今の自分のサインは、その方と一緒につくったサインなのですね。なので、形を変えずに使い続けていきたいと強く思ったのを覚えています」

   そして、紙とペンが用意されると、「なんか番組でサイン書くって、初めてだから、すごく気恥ずかしいね」と笑みを浮かてサインを披露したのだった。

   ネット上では「笑顔だけど、色々悩んでいたのかと思うと胸が詰まる」といった哀惜の声があふれた。

   「今夜のせかほし。前回のせかほしレストラン同様、以前より華奢になり、透き通った肌の春馬さんが、いつものように優しく微笑んでいましたね。『人生の始まりから終わりまで』が描かれたペルシャ絨毯の美しさに感動されていたのが印象的でした。家族のように想っていたお付きの方と一緒に考えたというサインを、気恥ずかしそうに、そして丁寧に書かれていました。ずっと大切にされているんですね。華やかなバラの花と美しいペルシャ絨毯...スタジオの春馬さんとJUJUさん、番組を観ている私の周りにも、とても穏やかな時間が流れていて、癒されました。すぐそこに笑顔の春馬さんがいるような、優しい気持ちになりました。バラの香りをかぐ春馬さん、少年のように美しかったですね。また来週、お会いできるのを楽しみにしています」

「春馬さんの所作の美しさにいつも見とれていました」

   「ペルシャの人が祖母や母から代々ゴールドのアクセサリーを受け継ぐという話が出てきて、サヘルさんも生まれた時にお母さんが贈ってくれたというゴールドのイヤリングを紹介して、『春馬さんも何かそういうものはありますか?』と質問した。春馬さんは、とっても自然な態度だったけれども、もう亡くなった付き人さんと一緒に考えたサインをずっと使い続けているという話をしたけれど、きっと両親から受け継いだものや生まれた時からの思い出の品とかがないのか、あってもそれを紹介して自分の両親を偲ぶ気持ちになれなかったのかなと思うと、春馬さんの寂しさや悲しさが偲ばれる気がした」

   「サバサバなJUJUさんと女子力高めな春馬さんと神尾さんの会話は、バランスがよかったです。世界のキッチン、世界旅行気分にひたることができました。春馬さんの所作の美しさにいつも見とれていました。コーヒーを入れる手元もとても美しかったです。2年ちょっと木曜の夜の癒しをありがとうございます

   「春馬君のことが気になりすぎて、番組の内容が入ってこないくらい、春馬君のこと見ていました。せかほしをぜひDVD化してほしいです。NHKは春馬君のことについて本当に素敵な対応をしてくださっています。太陽の子はもちろん、1週間前のスタジオパークで、柳楽さんや有村さんが生で春馬君のことを話してくださって、涙を堪えていらっしゃる姿にこちらが涙してしまいました」

   「『もったいない、もったいない。こんなにキレイで、歌もお芝居も上手くておしゃべりもできて。これからたくさんいいことがあったろうに...』。80歳の母がテレビを見ながらずっと呟いていた。本当にそう思う」

「サヘルさんの壮絶な半生と今の穏やか姿に春馬さんは何を感じたか」

   「春馬さん、文字通り天使に見えました。サヘル・ローズさんの壮絶な半生と今の穏やか姿、軽やかな生き方に春馬さんは何を感じられたのでしょうね。薔薇を育てることは簡単ではなくとも、土に触れて風や太陽を感じることで、生きる活力のような力を与えられるような気がします。かつて、春馬さんも農業を夢見て叶わなかったことを思い出しました。春馬さんが、サヘルさんとの時間で、安らぎや幸せな時間を過ごせていたなら救われる思いです」

   また、こんな声もあった。

   「前回放送時よりもさらに痩せていたと思う。番組の中でサヘルさんが母と子の関係を話したり、サヘルさんからご両親の思い出のものがあるか聞かれたりした時、見ているこちらも胸が痛くなった。他界されたお付きの方のこと(子役時代の?)をお話しされていたけど、ウツ状態にある中で、結構この話題に対応するのは辛かったのではないかと思う。それでもあの笑顔は眩しくて素敵で、ずっと見ていたいと思いました」(テレビウォッチ編)