埼玉の伝統しょう油蔵が教える「失敗しない焼きおにぎり作り」 かつおぶし混ぜればご飯が崩れない!
リモート旅企画の「みんなでシェア旅」で、埼玉県にある伝統のしょう油蔵と焼きおにぎりの作り方をシェアした。
コロナ禍でおうち時間が増えた今、手頃な朝食やランチとして活躍する機会が多い焼きおにぎりだが、焼いている最中に崩れるなど、意外と作るのが難しい。しょう油会社12代目・笛木吉五郎さんの妻、小春さんが、誰が作っても失敗しないコツを伝授した。
しょう油はスプレーでかければ、香りが立ち、減塩にもなる
まずは下準備だ。ご飯にしょう油を混ぜる際、かつおぶしも一緒に混ぜる。「ハンバーグでいえばつなぎみたいな感じです」(小春さん)。
ご飯1合につき、しょう油大さじ1、かつおぶし3グラムを混ぜる。ご飯同士をくっつけるだけでなく、しょう油だけよりもムラなく混ぜられる。
小春さん「しょう油の旨味によって、かつおぶしの香りが引き出される相乗効果もあります」
アツアツのうちにご飯を握ったら、フライパンにクッキングシートを敷く。
小春さん「フライパンに焦げ付いてご飯がぐちゃぐちゃになってしまうことがあると思いますが、クッキングシートだときれいに返せます」
焼き目が付いてきたらしょう油を表面に塗るが、スプレーボトルでかけるとよい。「しょう油が細かい粒子になってパーッと広がるので、香りがより楽しめます」(小春さん)スプーンよりしょう油の付けすぎが防げ、洗い物が減るのも便利だ。
香ばしい香りがしてきたら、「1、2、3」と数えてひっくり返す。両面にきつね色のおこげがまばらに付いたら完成だ。
博多華丸キャスター「しょう油はハケで塗るイメージがありますよね」
與芝由三栄(よしば・ゆみえ)アナウンサー「ハケよりもスプレーでかけた方が本当にまんべんなくきれいにしょう油が付くんです。ハケでやるとおにぎりがボロボロ崩れちゃったりするんですけど、こんな簡単なやり方があったのかと驚きました」