2020年 11月 29日 (日)

沢口は相変わらず演技下手だが、秘書になる八嶋の芸達者で笑わせられる新人議員の奮闘物語
<ドラマスペシャル お花のセンセイ>(テレビ朝日系)

   マリコで売っている沢口靖子が今度は「丸子」。全国に弟子を持つ華道の家元の鳳丸子が、国政選挙に当選して鶴崎仙吾(西岡徳間)の派閥の新人議員となる。駅前で演説していた時にベトナム人少女が陳情(?)に来て、お父さんが盗みと暴行で警察に捕まったので、助けてくれと言う。純真無垢で真面目な丸子が立ち上がる。

   時あたかも安倍退陣後の魑魅魍魎のこの時代に、まるで時を見計らったように清廉潔白な新人代議士が、周囲に辟易されながら、正論で突っ走るドラマは皮肉が効いている。今時こんな議員が実在するのかいナ、と眉に唾を付けたくなるが、沢口靖子のニコニコ顔はあながち嘘八百でもなさそうに思えてくる。しかし、沢口は体調が悪いのではないかと思えるほど、頬がこけて老け顔になった。

   ベトナム人労働者の問題や、偽パスポートの問題や、派閥ボスへの裏金や、てんこ盛りの不祥事尽くし。海千山千の議員秘書、幸田光喜(八嶋智人)が、最初はバカにして「お姫様にも困る」と悪口を言っていたのが、次第に目が真剣になり、最後は丸子の応援隊に回るところ、芸達者の八嶋の面目躍如。

   鶴崎が官憲に引っ張られるテレビ画面には大笑いした。また、丸子のファッションが、如何にも堅苦しい昭和テイストのかっちりスーツで、実際の国会議員オバサンたちが、赤やピンクの田舎ファッションなのを思い出してこれまた大笑い。コメディぶりは合格!(放送2020年8月30日21時~)

(黄蘭)

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