2020年 10月 30日 (金)

視聴者には大うけ(19.6%)の家政夫物語。下半身抜きの結婚?
<私の家政夫ナギサさん 最終回>(TBS系)

   コロナ禍の自宅待機で、テレビの視聴率が軒並み高くなっている。中でも当作は最初から好スタートで、最終回はついに19.6%だ!

   『半沢直樹』といい『ナギサ』といい、TBSはウハウハだ。『麒麟』も真っ青。最終回はついに相原メイ(多部未華子)が提案して、短い時間、ナギサとメイがお試し結婚することに。同衾なき同棲?

   成功した要因の1つは、何といっても多部未華子の可愛らしさ。だらしがなくて家事オンチでも憎めない。女っぽくめそめそしない。美人に多い「性格悪そー」な感じが全くない。多部も演技上手。もう1つはナギサの大森南朋に、ギラギラした中年男の臭みがなかったこと。家事請負だからといって去勢された変態野郎感はないし。

   昔、『ハゲタカ』で一躍ブレークした時に、筆者はどこかのパーティで彼に紹介されたことがあった。無口のまま、真っすぐに当方の目を見て立っていた。男っぽかった。大体、あの、麿赤児の息子だなんて、驚くべき板の上のエリートなのだ。彼に家政夫役を振ったスタッフがなかなかである。

   世間の風潮がモノセックス化していて、『おっさんずラブ』の大ヒットでもわかるように下半身抜きの「愛」だの「恋」だのが受ける。メイも肝心の瞬間についてはパス。作者も書かない。はっきり言って少女マンガの域を出ないのだ。精々がハグまで。世の中そんなに甘くはないし綺麗でもないのだが、視聴者には受けたのだ。ハイ。(放送2020年9月1日22時~)

(黄蘭)

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