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片岡愛之助「去り際」に「かっこ良すぎ、泣ける」とネット称賛の声、半沢直樹第8話で金融庁から異動に。視聴率25.6%で番組最高に

   コロナ対策で撮影スケジュールに遅れが出て放送を1週延ばしていたTBS系ドラマ「半沢直樹」の第8話が13日(2020年9月)、放送された。次第に政府の闇の部分があぶり出される展開に、ネット上でも「面白かったーー」「最終回待ちきれない」などの書き込みが続出した。平均視聴率は25.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、第5話の25.5%を上回る番組最高を更新した。

   本編8話は、東京中央銀行の情報が紀本常務(段田安則)から進政党の箕部幹事長(柄本明)に伝わっていることを知った半沢(堺雅人)は、二人の関係を調べるため、宿敵大和田(香川照之)と再び手を組む。

   そして、紀本らが10年前に幹事長に20億円の不正融資を行っていたことを掴んだが、幹事長に呼び出され、そこで、すべては自殺した元副頭取の不正だったとの証拠を突き付けられる。半沢は不本意ながら「幹事長、失礼いたしました」と頭を下げてしまう。

   さらに、やはり箕部を調べていた金融庁の黒崎検査官(片岡愛之助)も、「ジャマな枝」とされて異動になり、駆け付けた半沢に「伊勢志摩ステートを調べなさい」と一言残して去っていくのだった。

   このシーンにネット上では、半沢の宿敵とはいえ不正を追う姿勢を持ち続けていた黒崎に対し、惜しむ声が集まった。

  • 「半沢直樹」公式ツイッターより
    「半沢直樹」公式ツイッターより
  • 「半沢直樹」公式ツイッターより

「後ろ姿が清かった」「黒崎も正義と信念の人」

   「要は黒崎は金融庁の半沢直樹だったという事か...。両極に立つ好敵手。でも仕事に対するストイックなスタンスという点では部下から信頼される鏡写しの似た者同士という事。もう出番は無いのかなぁ...。こうなると寂しい限り」

   「『あなたのことなんて大っ嫌い!だから最後まで、私が大っ嫌いなあなたでいてちょうだい』 のセリフに私もグッときました。 そして、去っていく後ろ姿のなんと潔く、男らしかったこと。 黒崎さんもまた、正義と信念の人。 お見事でした」

   「黒崎さんいなくなって思わず「やだやだやだー!!直樹呼びする人がいなくなってやだー!!」って言ってしまった。 ただ、去る黒崎さんは最高に男前だった」

   「黒崎、去り際が男の味が出るよなぁ.. かっこいい!!!」

   「金融庁で慕われてたんやな。政府の不正を暴こうと頑張ってたのは半沢だけじゃなかったんだ。ラスト感動したよー。直樹~!が聞けなくなるなんて寂しい。半沢頑張ってくれー、来週も楽しみ」

   「なぜ紀本常務が辞めないで済むのか?必ず応援する役員がいて合併する前の箕部への融資を見つけ出す。話も面白かったしスピード感あってよかったです」

   「(愛之助は)今後は役者として歌舞伎だけじゃなく本当に幅広い役のオファーが来るだろうし、きっと演じ切ると思う。愛之助にとっては人生を変える当たり役になったんじゃないかな。黒崎の去り際には胸熱だった。黒崎に幸あれ」

   最終回は9月27日放送の第10話。半沢がどこまで巨悪に立ち向かえるのか、期待を持たせている。(テレビウォッチ編集部)