2020年 9月 29日 (火)

日本のお粗末すぎるデジタル政策。「ワニ動画」で大ヒンシュクの平井卓也担当大臣に期待とは!菅首相の「切り札」には難問山積だ

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   16日(2020年9月)に発足した菅義偉内閣の目玉人事の1人が平井卓也デジタル担当大臣(62)だ。今年5月、大問題になって検察官の定年延長を審議中の国会委員会の席で、タブレットで「ワニ動画」を見る姿が報道されてヒンシュクを買った。

   16日、事務所でウェブ会議を開き、「デジタル憲法を来年までに作り、IT基本法の改正を急ぐ」と話した。普段からスマートウォッチやiPadを愛用し、デジタル機器を使いこなす。SNSでカレーを食べる姿など日常生活の動画を投稿している。

   平井大臣は祖父、父親とも大臣を務めた政治一家三代目。上智大学を卒業後、電通に入社。29歳で西日本放送の社長に就任し、2000年、衆院初当選。自民党内のIT戦略特命委員長などを務めてきた。13年のネット選挙解禁時には、党内で中心的役割も担っている。

自民党の公式アプリゲーム「あべぴょん」の考案者

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   13年には自民党の公式アプリとしてリリースされたゲーム「あべぴょん」は、安倍首相をモデルにしてつくられたキャラクターがぴょんぴょんジャンプして、政治家としてのランクを上げていくというゲームだが、これを提案し作製したのが平井大臣だった。クールジャパン戦略担当相時代には、日本のアニメを世界に広げるため、国際オタクイベントのPRで「エヴァンゲリオン」のコスプレ姿で英語のスピーチをしたこともある。

   国際オタクイベント協会の佐藤一毅代表は「お願いしたら、即快諾してくれて、ノリノリでやっていただいた」と話す。

   菅新総理は就任後、GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクールを進め、行政のデジタル化の鍵はマイナンバーカードだとして、デジタル庁の新設を進めるという。

   小倉智昭キャスター「日本の技術は進んでいるが、デジタル化は中国と比べても遅れている」

   教育評論家の尾木直樹「GIGAスクールは推進してほしい。日本の教育は主要47カ国でITCを最も使っていない国。オタク扱いしないでICTを大事にしてほしい」

   社会学者の古市憲寿「日本のデジタル戦略は2001年から始まっていて、20年間何にもできていない。IT化はパソコン配って終わりという発想ではできないこと。行革と連動しなければ今後もできない」

   国際政治学者の三浦瑠璃「法務局ではまだ、ハンコを押して書類をPDFにして郵送という手段がまかり通っているが、そういうところを民間レベルまで進めてほしい。民間も世界と比較すればIT投資が少ないのが現状。テコ入れしないといけない」

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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