2020年 10月 26日 (月)

いびり女将の妖しい女、観月ありさが白眉。主演の浜辺美波はイマイチ。横浜流星は若いのに色気がある
<私たちはどうかしている 第1回~第6回>(日本テレビ系)

   15年前、主(高月樹)が何者かに殺された老舗和菓子屋「光月庵」を舞台にしたドロドロ愛憎劇の顛末(べべべーーん)。女将の高月今日子(観月ありさ)は性悪女で、息子の椿(横浜流星)はクールで今一つ何を考えているのかわからない男。美男の流星は東大一直線の連ドラで当てて以来、こうした役柄が来るべくしてきたという存在だが、相手役の七桜(浜辺美波)も犯人に仕立てられて死んだ亡き母の仇を討つ目的で乗り込んできた一筋縄でいかない菓子職人だ。
   筆者が昔々住んでいたマンションの近くに「光月庵」ならぬ「湖月庵」があり、また近くに「高月」という名の医院があって、あれれ、この原作劇画の作者もあのあたりの住人かと関心をもった。これは余談。大旦那の高月宗寿郎(佐野史郎)も妖しい男で、昼間っからみんな和服という今らしくない登場人物たちや、こそこそ噂話に余念がない菓子職人たちなど、昭和を通り越して大正時代の話かいナと思いたくなるが、家族の出生にまつわる因縁話は受ける。
   いびり女将の観月ありさのいやらしさが白眉で、脚の長い少女だった彼女が、姑役かァと感慨を覚える。昔々、山手線・恵比寿駅に定期券の落とし物が届けられていて、「観月ありさ様」とあった。彼女の本名だったのである。浜辺美波は美少女だが、主演女優としては物足りない。発声をもっと学び給え。無表情の横浜流星は、立っているだけで様になるお得株。若いのに妙な色気がある。(放送2020年9月16日22時~)

(黄蘭)

採点:1
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中