2020年 10月 29日 (木)

派手なアクションと港の風景は見事であるが、計算が見えすぎて、ちょっとなあ。関テレらしい陰鬱さは買うが
<DIVER 特殊潜入班 第3回>(フジテレビ系)

   相変わらずの関テレ調である。おどろおどろしい物語展開に、陰鬱な画面。ロケはいいのだが、音取りが悪くてセリフが完璧には聴こえない。筆者の聴力は100点満点であるが、肝心の時に登場人物がモグモグ言っていてイライラする。作り手は台本が頭に入っているので気が付かないのだろうが、セリフが聞こえてナンボである。
   兵庫県警本部長の阿久津洋子(りょう)が駒として使っているD班の黒沢兵悟(福士蒼汰)は、元凶暴なワルだったが、今は能力を生かして闇組織に潜入している。大体連ドラの舞台は東京か横浜の首都圏だが、これは兵庫県警というところが珍しいし、港町・神戸の海の風景が新鮮である。福士のひねた表情も関テレらしい。
   8年前に起きた母子強殺事件の犯人の1人、飯島が殺害される。彼は父親が大物で、軽い刑ですんだのだが、その時の指揮をした伊達(安藤政信)は、裁判官や弁護士の家族も誘拐されていると知り、娘・亜紀に「家から出るな」と注意したが、まんまと娘は誘拐されてしまう。闇社会で彼らに高い懸賞金が懸けられていたのだ。
   最後は無事に娘も助けられ、ツンツンしていた亜紀が父に朝食を作ってくれる。今回は黒沢より伊達が主役。もう1人のD班主役は元自衛隊の成績優秀エリート・佐根村将(野村周平)だが、派手なアクションが売り物のドラマ故、あまり目ぼしい活躍はしない。動の黒沢対静の佐根村だ。計算が見えすぎるドラマで、ちょっとなあ。(2020年10月6日21時~)

(黄蘭)

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