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若手のころ、櫻井はピアス開けるのにビビッて麻酔。大野は集合写真で背伸びしてたと明かす。二宮は生意気にも蜷川幸雄さんに「ハイ」じゃなく「なるほどね」、走って逃げたわ...

   「VS嵐」(2020年10月8日夜7時~・フジテレビ系)  「ついついやっちゃった若手の頃の秘密」について嵐がとっておきの話を打ち明けた。先頭を切ったのは、櫻井翔。慶応大学卒の優秀な頭脳を生かし、ニュースキャスターまでこなす嵐きっての頭脳派優等生。だが、若かりし頃はジャニタレ一のおしゃれ番長で鳴らしていた。当時流行っていた最新ファッションを取り入れ、茶髪、へそピー、カラコン、はてはガングロにまで挑戦した。そのピアスについての秘話。「耳のここの上の方とへそに、人と違うのが好きだったから(ピアスしてた)」と当時を思い出し、「とがってたでしょ」と自画自賛。当時、「雑誌のインタビューとかでは、『ノリで』『ノリでプスッと』みたいな」答え方をしていたが、実際は「きちんと病院で麻酔して開けてます」と告白。「バチンってやっちゃってさー」「超痛いのよね~」という経験談にビビッて、「麻酔しよ」と思い、実行したのだという。高校時代にピアスをする勇気は買うが、ビビリな性格は今も昔も変わってないようだ。

   つま先立ちの秘密を打ち明けたのは、リーダー大野智だ。「俺ね、20代前半で何か身長がでかくなりたくて、雑誌の取材でも、靴を中でこうちょっと、上げてた。 背伸びして」と実演。靴を半分履いた状態でつま先立ちしてみせ、「ほんで、こうやって立ってたっていう時期があった」と説明した。嵐の中では一番小柄(166センチ)の大野。一番背の高い相葉雅紀(176センチ)とは 10センチの差がある。5人揃っての集合写真に人知れずコンプレックスを感じていたのかも。アスリート並みの強靭なアキレス腱はこの時に鍛えられたようだ。

  • みな若手のころは、いろいろあった…
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反骨心旺盛だった二宮も今は「人たらし」

   お次は嵐一の演技派こと二宮和也。2004年、蜷川幸雄さん演出の舞台「シブヤから遠く離れて」でのこと。「若い頃、舞台とかまだやらせてもらった頃に、ダメ出しとかをされる時に、若かったからなかなか『はい』っていうふうに言えなかった」「蜷川さんからダメ出しあった時、めちゃくちゃ言われて、その日だけ」ところが、二宮は素直に「ハイ」と言えず、「あー、なるほどね」と返したという。「俺はそっちじゃないよって、でもそっちのパターンもあるのね、というようなテンションで『あー、なるほどね』と言った」「言った途端ぶわーっと(蜷川さんが)来たから、めっちゃ走って逃げた」そうだ。二宮は「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」と謝りながら全速力で走る姿を再現してみせた。若い頃は反骨心旺盛だった二宮、芸能界の荒波に揉まれ、角が取れて丸くなり、他人への接し方も変わり、今では「人たらし」「おじさん殺し」と呼ばれるほど人心掌握術に長けたキャラに様変わり。昔の自分に「ツッパるんじゃないよ」と教えてあげたい気持ちでは。

知央