酢豚といえばパイナップル? いやいや「柿」が合うんです! 風邪予防や「唇が荒れない」効果も!? 旬の秋に是非食べて
「みんな!ゴハンだよ」コーナーで、中国・北京出身の料理研究家、パン・ウェイさんが「黒酢豚」を作った。酢豚に入れるフルーツといえばパイナップルだが、パンさんはなんと「柿」を使うという。
パンさん「昔は柿が今のように甘くなかったから、調理することが多かったんです。柿は薬膳的には非常に大事な食材です。黄色の食材は粘膜を修復してくれるので、風邪の予防になります。北京では今の時期に柿を食べると、冬の間唇が荒れないと言われています。今がちょうど旬だからいっぱい召し上がってください」
博多大吉「今まで何でパイナップルでやってたんだろう...」
柿(2分の1~1個)はヘタを取って皮をむき、種を除いて8ミリ幅の放射状に切る。
豚肩ロース肉(150グラム)の筋を切り、両面にざっくりと網目状の切り目を入れる。「こうすると加熱しやすく、柔らかくなります」(パンさん)
長さ4センチ、1.5センチ幅の棒状に切ったら、紹興酒(小さじ2)、しょう油(小さじ1強)、片栗粉(大さじ1)、ごま油(白、小さじ2)、こしょう(少々)にしっかりともみ込んで10分間置く。
肉の表面に片栗粉(適量)をたっぷりとまぶし、180度に熱した揚げ油(適量)で約2分間、表面が色づくまで揚げたら取り出して油を切っておく。
水(大さじ2)、黒砂糖(大さじ1と2分の1強)、黒酢(大さじ1と2分の1)、紹興酒・しょう油(各小さじ2強)、ごま油(小さじ2分の1)を中火で混ぜながら加熱し、沸騰したら片栗粉(小さじ1)を紹興酒(小さじ2)で溶いたものを少しずつ混ぜながら加えとろみをつける。
パンさん「"紹興酒溶き片栗粉"です。これを使うと味が変わらないの。水溶き片栗粉だとどうしても味がちょっと薄めになってしまうことがあります」
揚げた肉と柿を入れ、あんを全体に絡める。器に盛り、白髪ねぎ(6センチ分)、パクチー(刻む・適量)、あれば食用菊の花びら(適量)をトッピングしたら完成だ。
ゲストの熊谷真実さん(女優)「おいしい!柿と合いますね」
キャスターの博多大吉さん「今まで何でパイナップルでやってたんだろうって。最初から柿だったらよかった」