2020年 11月 24日 (火)

日本の江戸時代にできた選挙制度のお粗末ぶりが露呈!「下院投票」までもつれこむと、トランプが勝つかもしれないってアリか?

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   大混乱の米国大統領選は、2日目の夜(日本時間6日朝)になっても決着がつかず、ペンシルベニア州(選挙人20)など6州で開票作業が続いている。現状で両陣営が獲得した選挙人はバイデン253に対し、トランプ214。現在バイデン氏がリードしているアリゾナ州(選挙人11)とネバダ州(選挙人6)で、バイデン氏がそのまま勝利すれば、選挙人数は270人となり「当選」が決まるが、トランプ氏がリードしている残り4州(選挙人は計54)を全部勝利すれば、獲得選挙人は268に。

   こうした情勢をにらんで、バイデン氏はきょう6日朝記者会見し、「米国では投票は神聖だ。投票により人々は意思を表す。すべての投票は集計されるべきです」と強調。集計ストップを求めるトランプ陣営をけんせいした。

トランプのカギは「郵便投票不正」の具体的な証拠を出せるか?

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   これに対し、しばらく沈黙していたトランプ氏もきょう朝、会見。「郵便投票は不正の温床だ。法廷闘争を続ける」と訴えた。トランプ氏はペンシルベニア州、ネバダ州では開票作業の差し止めを提訴、ウィスコンシン州では票の再集計を求める方針だ。ただし、ミシガン州とジョージア州でも開票作業をめぐる提訴をしたが退けられた。

   選挙人数が確定せず、大統領が決まらないまま来年にもつれ込み、(日本で言えば江戸時代に当たる)1824年以来の、全50州の下院投票に持ち込まれる事態が現実になる可能性も出てきた。上智大の前嶋和弘教授は、「バイデン氏が勝ち切れていない。分断は時間が経てばたつほど拡大するおそれがある。州ごとの下院では共和党が過半数を獲得する可能性がある」という。

   菊地幸夫弁護士「2つの州で開票をめぐる提訴が直ちに退けられたことからもわかるが、あまり説得力がなかった証しだ。トランプ陣営が、具体的な根拠をもった証拠をどれだけ出せるかが、問われてくる。簡単ではないと思う」

   加藤浩次「(下院でトランプの共和党が勝てば)選挙は何だったんだ、ってことになりますよね。でも、下院での投票が現実になるかもしれない」

   大統領ばかりか、これを選出する制度もおそまつ。米国民主主義はどこまで落ちるのか。

文・栄

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