2020年 11月 25日 (水)

混迷の米国大統領選について、スタジオであーだこーだはナンセンス。もっと現場を歩け
<NHKスペシャル 混迷アメリカ大統領選>(NHK総合)

   バイデン253票、トランプ214票として膠着状態の時に、作り手としてアイデアが纏まらなかったのかもしれないが、実にナンセンスな座談会であった。司会が大越健介、変な丸眼鏡にかけ替えていて、悪いが話の内容よりも顔が気になる。出席者は渡辺靖(慶応大教授)、中山俊宏(慶応大教授)、大槻奈那(証券会社)、水島治郎(千葉大教授)らで、要するに、外の人に語らせて箔を付けるこの局のやり方。

   彼らゲストの話はわれわれ素人でも考えられる常識的なものばかり。例をあげれば中山「トランプは訴訟社会のアメリカの悪い例だ」とか、渡辺「若い世代の方がリベラルである」とか。バカみたいな平凡意見だらけだ。わざわざこんな連中を専門家として呼ぶ意義はない。大越が1人で喋っていて誘導すれども議論深まらずの図だった。

   時々現地の支局長が顔を出すが、みんな寝不足でヨレヨレ。どうせなら、ゲストを呼んでつまらんご意見拝聴などせずに、全編、現地報告の方がよかった。例えば、同日の17時30分から放送したTBSの『報道特集』では、行動派の金平茂紀があちらに出ずっぱり。「誰に投票したか」と現地の人に問いかけたら、「自分の個人情報だ」的なことを言われて答えてもらえなかった場面も映していた。NHKは現地スタッフでも支局に座って(?)喋っているのが多く、さっぱり自分の足で取材しない。何かというと外部の人間を呼んできて箔付けし、座談でお茶を濁す。金持ち局さん、アメリカ中を足で動けや。(放送2020年11月7日21時~)

(黄蘭) 

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