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「THE MANZAIマスターズ」ミルクボーイ初出場!爆問、やすとも、アンタ、中川家、おぎやはぎ、華丸大吉...の豪華出演。一方で「ブラマヨとサンド、新ネタ大丈夫か?」「ウーマンに疑問」の声も

   人気・実力を兼ね備えた漫才の名手(マスター)が一堂に会する"年に一度の漫才最高峰の祭典"『THE MANZAI2020 マスターズ』が12月6日(2020年)に放送されるが、28日(2020年11月)に出場22組が発表された。番組では、MCのナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)と最高顧問のビートたけし、フジテレビの三田友梨佳アナがベテラン芸人たちのネタをさばく。

  • 『THE MANZAI2020 マスターズ』(フジテレビ公式サイトより)
    『THE MANZAI2020 マスターズ』(フジテレビ公式サイトより)
  • 『THE MANZAI2020 マスターズ』(フジテレビ公式サイトより)

ミルクが新ネタ「間違い探し」、ブラマヨも5年ぶり漫才披露

   昨年の『M-1グランプリ』王者、ミルクボーイが悲願の初出場を果たした。ミルクボーイは、2020年の集大成と位置づける新ネタ「間違い探し」をテレビ初披露するという。また、ブラックマヨネーズが5年ぶりにテレビで漫才を披露することもニュースだ。2年連続出場となるアンタッチャブル、たけしが「(ツボに)はまっちゃって笑いが止まらなかった」という中川家など、豪華なメンバーが一堂に会する。出演者(五十音順)は以下の通りだ。

   アンタッチャブル、ウーマンラッシュアワー、海原やすよ・ともこ、おぎやはぎ、かまいたち、銀シャリ、サンドウィッチマン、霜降り明星、タカアンドトシ、千鳥、テンダラー、とろサーモン、ナイツ、中川家、NON STYLE、博多華丸・大吉、爆笑問題、パンクブーブー、ブラックマヨネーズ、ミルクボーイ、和牛、笑い飯、プレマスターズ(12月5日放送)を勝ち抜いた1組

   ネット上ではこんな期待の声が寄せられている。

   「ミルクボーイの快進撃はM1からはじまった。あれから1年。今度はTHE MANZAIの舞台に立つ。ミルクボーイのような力のある芸人、まだまだおるで。力があっても光があたっていない芸人はミルクボーイを見て希望をもったはず。積み重ねは裏切らない。漫才のフォーマットが完成した、いや、完成させたミルクは明らかにオーラが違ったもの。ブラックマヨネーズも似たオーラだった。久しぶりのブラマヨも楽しみだ」

   「これは豪華ですよね。中川家、ナイツは嫌な事があったときや苦しい時に、YouTubeで繰り返し見て、元気をもらっています。この二組は、これぞ漫才という雰囲気があるし、とにかく人を喜ばせたい。という感じが前面に出て、とても楽しくなります。漫才するために産まれてきたと言っても過言ではないです。とにかく面白い、見たあとスッキリする」

「爆笑問題は漫才をやり続けていてホントにエライよな」

   「これこそ本当の実力者の集まりだよね。ミルクボーイ以外は最近漫才で見ない人達も多いから楽しみだね。アンタッチャブルの漫才も久しぶりで楽しみ」

   「やすともみたいにホントに実力のある漫才師が選ばれているところがいいですね。短い時間、短距離走みたいに爆発させるタイプが多いけど、今、20分とか長時間ネタを聞かせ続けられる話芸をもっている漫才師はそんなにいない。瞬間的な面白さや、奇をてらった設定だけでは持たないですから。やすともにはずっと聴いていたいような、気持ちのいいだべりのグルーブ感があってものすごく好きです」

   「爆笑問題は漫才をやり続けていてエライよな。30年ほど前、自分が学生のころ、池袋で『TOKYO GAG COLLECTION』って漫才のライブが毎月やっていてさ、よく観に行った。爆笑問題は断トツに面白かったな。前日か当日起きた事件の時事ネタを組み込んで、すごいなと思った」

   「爆笑問題が今の年齢、芸歴になってもスタンドマイクの前に立ち続けるのは、笑える、笑えない、は別としてなんかうれしいな」

   「賞レースではないトップ漫才師たち独特の緊張感を感じるから好きです。賞レースのM-1と時期的にも重なるところもあるので、若手に負けられないベテランの意地が見られる。特におぎやはぎさんとか博多華丸大吉さんなどの一見緩そうに感じる人ほど他の番組では見せない強い気合を感じます。そんな番組の司会を、漫才を辞めた99さんがしていることに毎回違和感があります」

「ウーマン、『政治批判』もいいけど、もっとゆっくり喋って」

   こんな疑問の声も。

   「ウーマンラッシュアワーが何故出られるのかが一番の疑問。もはや漫才じゃないのに。ウーマンの『政治批判漫才』を認めるとしても、もう少しゆっくりの口調にしてくれないかな。内容以前に、聞いていて腹が立ってくる」

   「ウーマンはともかく、ぺこぱとかEXITが出てこられないのは逆にいいと思う。彼らは爆発力があるけど、まだまだ味のある漫才とは言えない。もっと精進してもらいたいという意味で!」

   「オードリーが見たい。徳井のことがなかったらチュートリアルでも良かったんだろうけど」

「サンド大好きだけど、ガチ番組だから本気の新ネタを見せてほしい」

   ベテラン勢に対してはこんな心配の声もあった。

   「ブラマヨが5年ぶりだが、新ネタできているんだろうか?以前、同じフジの『ENGEIグランドスラム』の第1回のトップバッターで出てきた。期待の番組のトップを任せてもらいながら、いきなりMー1の最終決戦と全く同じネタやっていて、ガッカリした記憶がある。『THE MANZAI』は、しっかりとした漫才を見せる番組だし、Mー1獲った時はかなりの高評価を得ていたコンビなんだから、出演するからには手を抜かずにキッチリやってほしい」

   「サンド、大好きだけど、最近まったく新ネタを見ていない気がする。こんなガチの番組で、本気の新ネタを見せてほしい。あれだけレギュラーがあればネタ作る時間もないかもね。それでいつもの手紙ネタで随所、随所を変えてくるパターンというか」

   「売れっ子たちの漫才を楽しみにして見たけど、面白くなくてガッカリしたのを覚えています。MC張るような方達は忙しいでしょうから、ネタの練習とかもあんまりやっていないのだろうなー、M-1の方が面白かったです。たけしさんの手前断れないから仕方なくやっているのかなぁ」

   最後にこんな意見を紹介したい。

    「劇場でトリを務める安定感あるコンビもこうした場で見たいな。普段テレビでは見られない上手い芸人さんがまだまだいるので」(テレビウォッチ編集部)