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また新語「フキハラ」? 夫や妻が不機嫌になって不愉快な思いをすること...SNSで「分かる」と共感広がる

   「フキハラ」とは、何の略と思いますか。森圭介アナが問い掛ける。答えは「不機嫌ハラスメント」。「夫や妻が不機嫌になって、パートナーが不快な思いをすること」だそうだ。

   いま、SNS上で不機嫌な態度をとる夫への怒りを綴った投稿が増えている。きっかけは「11月22日」(いい夫婦の日)に掲載された記事(ハフポスト日本版)。書いたのはパートナーと16年間連れ添っている女性で、「外では優しいのに家では不機嫌な夫。『フキハラ』に声をあげて、夫婦で話し合おう」と訴えた。

   それによると、「朝起きると、疲れた、眠れなかった。お願いしたゴミ捨てを忘れている。私が怒ると、仕方ないじゃん、忘れていたんだからと開き直る」(ハフポスト日本版より)。

深刻になると怖い、どうやってご機嫌とるのかな

   SNSには「わかる」「うちの夫もそうです」と共感する声が続いた。そこで「スッキリ」は街で「フキハラ」問題について聞いてみた。

   「そとでは柔らかくて語尾もやさしい感じなのに、家に帰ってくると乱暴な言葉になる」(30代)、「疲れている時は無言になります。話しかけても一言で返されて会話終了。ストレスになっています」(30代)、「教員同士で主人は管理職なので、アドバイスのつもりで、ああすれば、こうすればと話すと、すごく不機嫌になります」(40代)。

   「フキハラ」が深刻になり、「話しかけても無視され、反応が薄くなったりして、だんだん夫が帰ってくることが怖くなってきて、しまいには帰ってくる時間が近づくと胃がキリキリした」という女性もいた。

   夫が不機嫌の時、どんな方法でご機嫌を取るのか。「こうしてね、って語尾を柔らかくするようにしています」(40代)、「子どもがパパ、パパって行くと、自然と笑ってくれます(30代)、「好きなメニューを夕飯にします」(30代)

   解決する糸口について夫婦問題カウンセラーの高草木陽光さんは、「一番いいのは言葉で確認することですが、言葉で伝えられなかったらLINEで伝えるとか、手紙を書くとか、視覚的に見える感じにするとか」と話す。

   司会の加藤浩次「不機嫌な時は触らないっていうのもあるかな」