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<#リモラブ~普通の恋は邪道~/最終話>(日本テレビ系12月23日水曜放送)
青林は大桜にプロポーズしそびれて、2人の気持ちはすれ違っていく。会社は大桜をリストラしようとしたが、社員が反対の署名運動を始める。

   鐘木パルプコーポレーション健康管理室勤務の産業医・大桜美々(波瑠)は、恋人の人事部員・青林風一(松下洸平)に誘われて週末キャンプに出かけた。青林はそこで大桜にプロポーズするつもりで、大桜もそれを期待していた。しかし、出発前日、青林は同僚の五文字順太郎(間宮祥太朗)と大桜がSNSでやり取りしていることを知り、嫉妬からプロポーズしそびれてしまった。大桜はそれに失望し、2人の気持ちはすれ違っていく。

   そんな中、営業部員・岬恒雄(渡辺雄大)からショッキングなニュースがもたらされる。経営陣が本社を分社化する本当の狙いは、社員数を1000人以下にして常勤の産業医を置かなくてもよくすること。つまり、大桜に体する「体のいいリストラ」だというのだ。そして、社内で岬を中心に反対の署名活動が始まる。

   一方、人事部長の朝鳴肇(及川光博)は「息子・保(佐久間玲駈)との時間を大切にしたい」と社長室室長への昇進を断り、交際中の健康管理室非常勤医師・富近ゆり(江口のりこ)との結婚を真剣に考えていた。ところが、富近とうまくいっていたはずの保が突然、「新しいお母さんはいらない」と言いだした。朝鳴は戸惑いながらも、富近に別れを告げる。

   さらに、新人看護師・八木原大輝(髙橋優斗)は、父親・乙牧ひろ吉(西堀亮)の居酒屋「おと」を手伝う乙牧栞(福地桃子)がプロポーズを断った理由を知り、改めて結婚について話し合う決意をする。栞は、八木原に「おと」の跡を継がせたいひろ吉と、子供のころからの夢だった看護師になったばかり八木原の板挟みに遭い、八木原に「結婚する気はない」と嘘をついたのだった。2人は単なるバカップルではなく、協力して何とか道を拓いていく。

SNSで想いを語り始める大桜と青林

   大桜と青林はクリスマスを目前にして、口では言いにくいときに3回までSNSで会話してもいいと決めたルールに従い、お互いが付き合う前に名乗っていた「草モチ」と「檸檬」に戻り、お互いへの想いを語り始める。

   また、簡単に恋愛を諦めるはずのないラテン系男の朝鳴はクリスマス・サプライズを用意して起死回生、一発大逆転を狙うのだが......。(よる10時放送)         寒山