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ソフトバンク、ドコモに続き値下げプラン! どこがどうお得? ITジャーナリスト「あまりインパクトない」

   スマホ・携帯電話の料金について、ソフトバンクがきのう22日(2020年12月)、新たなプランを発表した。来年3月から20ギガバイトまでを月額2980円にすると同時にLINEを無制限使い放題に、4Gと5Gの大容量通信は月額6580円で無制限にする。これはNTTドコモが今月発表した新プランと20GBでほぼ横並び、大容量では5Gで70円安くなる。KDDIも1月に新プランを出す予定だ。

   キャスターの水卜麻美アナウンサー「どこがどうお得なのか解説してもらいます」

   ITジャーナリストの石川温さんは「予想外の展開で、ソフトバンクはNTTドコモの発表から3週間で対応した」「ただ、LINE使い放題といってもあまりインパクトはない。動画とかを見て大容量を使うようになると効いてくる」と評した。

加藤浩次「ここまで下げると結局は寡占状態。本末転倒では」

   近藤春菜(お笑いタレント)「消費者としてはうれしいが、これでまたあまり(値段が)動かなくなるのでは」

   司会の加藤浩次「値下げは新規参入を進めるためだったはずだ。大手3社がここまで下げると、結局は下げたままで寡占状態が続くのでは。ちょっと本末転倒ではないか」

   宮崎哲弥(評論家)「低価格プランは体力ある大手に限られる。長期的にはそこが課題だ」

   石川さんも「今はハッピーでも、数年で3社寡占の状態で微妙に値が上がることもありえます」と予想する。

   加藤「正直いって、新プランは面倒だから今のまま(かえなくて)いいやと思っちゃう。調べたり人に聞いたりして、情報を入れておかないと損という時代がきているなあ」